近大のスラッガー佐藤輝明(仁川学院)が満塁弾を含む3安打5打点！
近大のスラッガー佐藤輝明(仁川学院)
「飛距離はナンバーワン。規格外です」。近畿大学の田中秀昌監督が期待する2年生スラッガーがチームの開幕戦で存在感を見せました。
昨日行われた関西学生野球第2節。第1節で試合がなかった近畿大学と関西学院大学にとっては開幕戦に当たります。
近畿大学の4番サードでスタメン出場したのが佐藤輝明選手(2仁川学院)です。2回の第1打席でヒットを放つと、3回にはファーストのグラブを弾く強烈な打球の三塁打。そして4回の第3打席では1アウト満塁からライトスタンドへ特大の満塁弾。3安打5打点の活躍で勝利を決定づけました。
近大のスラッガー佐藤輝明(仁川学院)
「打った瞬間に行ったと思った」と振り返った佐藤選手。リーグ通算3本目ですが、「今日の本塁打が一番良かったです」と話します。1年生だった昨年から打撃を期待されて主軸として起用され続けてきました。2年生になった今年は｢軸足に体重を残すことを意識するように｣と打撃フォームを修正したことを明かします。さらにポジションも昨年までの外野だけでなく、サードとファーストにも取り組んでいます。
田中監督から今シーズンは「15打点」と期待されていることを話した佐藤選手。1試合で3分の1の打点を稼ぎましたが、目標はもちろん優勝。186センチ92㌔のスラッガーに今後も注目です。
ちなみに二塁打を放てばリーグ史上2人目のサイクル安打達成でしたが、残りの打席で凡退したため叶わず。本人も「少し意識はあった」と苦笑いしていました。
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(文：松倉雄太)
