News

星稜・佐宗が141球2失点完投、八戸学院光星・洗平との「左腕対決」を制して8強一番乗り

2024.03.25


佐宗翼(星稜)※写真は過去の取材より

<第96回選抜高校野球大会:星稜3-2八戸学院光星>◇25日◇2回戦◇甲子園

星稜(石川)が、エース佐宗 翼投手(3年)の力投で接戦をものにし、2022年以来、2年ぶりの8強に駒を進めた。

佐宗は先発9回141球を投げ、7安打2失点完投。再三のピンチも粘りの投球で相手打線を抑え込んだ。プロ注目の八戸学院光星(青森)の洗平 比呂投手(3年)との投げ合いにも勝利した。佐宗は「前回は力んでいたので、その修正を行った。優勝どうこうではなく、一戦一戦を大事に戦っていきたい」と8強入りにも、気を引き締め直していた。

星稜は初回に、芦硲 晃太外野手(3年)と能美 誠也捕手(2年)の適時打で2点を先制。3回に同点に追いつかれたが、6回に中島 幹大外野手(3年)の左前適時打で1点を勝ち越し、8強一番乗りを果たした。

八戸学院光星の洗平は、先発8回108球を投げ、7安打3失点と好投したが、わずか1点差に泣いた。試合後、「初回がすべて。初回の入りが悪く、先頭打者に四球を出して失点につながったのが響いた。夏へ向けて球速面は気にしないですが、自信を持って抑えられるストレートにしていきたいです」と夏に向けてリベンジを誓っていた。

<関連記事はこちら>
【トーナメント表】センバツ大会 大会5日目までの結果一覧
【一覧】大会5日目までの140キロ超え投手
大阪桐蔭151キロ右腕に創志学園二枚看板の一角、高1時に145キロの怪腕……センバツ初戦未登板の逸材投手4人!
「打球が遅い!」センバツ出場選手たちが語る 飛ばない新基準バット“内野守備への影響”
【センバツ】大胆4強予想、星稜、広陵、報徳学園に健大高崎か

この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.08

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.07

【山陰】益田東と米子松蔭、鳥取城北が石見智翠館と対戦<春季大会組み合わせ>

2024.05.07

【北海道】函館大有斗、武修館などが初戦を突破<春季全道大会支部予選>

2024.05.07

【鹿児島】神村学園は昨秋4強の鶴丸と初戦で対戦<NHK旗組み合わせ>

2024.05.07

【熊本】九州学院が文徳を破って22年ぶり3回目の優勝<RKK旗>

2024.05.08

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.06

【2024年夏 全国地方大会シード校一覧】現在27地区が決定!

2024.05.02

春の神奈川準決勝・東海大相模vs.横浜の黄金カード実現! 戦力徹底分析、試合展開大胆予想!

2024.05.02

【茨城】常総学院、鹿島学園、水戸一、つくば秀英が4強入り<春季県大会>

2024.05.02

激戦必至の春季千葉準決勝!関東大会出場をかけた2試合の見所を徹底紹介!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>