7安打中6本が長打! 中央学院・青木勝吾の打撃は「夏にもう一度夏見たい!」【センバツ・輝きを放った逸材たち】
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青木 勝吾(中央学院)※写真は過去の取材より
<第96回選抜高校野球大会:報徳学園4-2中央学院>◇30日◇準決勝◇甲子園
新基準バットを使いこなした好打者が、センバツを去った。準決勝で敗れた中央学院(千葉)の1番打者、青木 勝吾外野手(3年)は、間違いなく甲子園のファンの心をつかんだ選手の1人だった。
大会4試合で放った安打は7安打。そのうち6本が長打だった。初戦で三塁打、二塁打を放つと、2戦目こそ単打1本だったが、準々決勝では放った3安打すべてが二塁打だった。そして、準決勝では最後の第4打席で左越えの二塁打を放った。飛距離が5、6メートル少なくなるというデータがある新基準のバットを使って、そのデータを打ち破る長打を打ちまくったことになる。
もちろん、新基準のバットでも、芯でしっかり捉えれば飛距離と打球速度は生まれる。青木はその確率をグンと上げることができた結果、長打を量産することができた。
バットコントロールの技術はもちろんだが、体全体を使ってスイングできる下半身の強さと天性のセンスもあるのだと思う。特に低めの球でも外野の間を抜く打球を放っていたことがそれを証明していると思う。
センバツでは14打数7安打で打率.500、二塁打5本と三塁打1本、単打1本の14塁打を残した。夏に向けてさらに成長するだろう。激戦区で有名な千葉大会だが、必ずや夏の甲子園でも長打を連発することだろう。
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須田和城(パンツ)
2024-05-26 at 12:40 PM
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