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考えられなかった日本代表、1軍生活を幸せに感じて
――2017年のドラフトでは本指名最後に呼ばれましたが、現在は日本代表にも選出されました。プロ入りした2018年からの7年間を、客観的にどのように感じますか。
山本:すごいと思います。野球を始めたときは、「日本代表になりたい」と思っていましたが、正直夢のまた夢の話だと思っていました。独立リーグ時代も日本代表になれると思っていなかったですし、考えられなかったので、凄いところにいるなと感じます。
一方で、今も上を目指している途中で、1つ評価してもらった状況なので、すごく意気に感じながら、もっと成長出来るように練習したいと思っています。
――ここまでの野球人生そのものが、球児たちにとって勇気や希望を与えると思います。
山本:そうですね、どんな時でも諦めなければ何かあるのではないか、というのは今の子どもたちに通じるところだと思います。ですので、決して諦めることなく、頑張ってほしいと思います。
――最後に、今シーズンの意気込みをお願いします。
山本:自分自身、こうして1軍に毎日帯同して試合に出場できていること自体、独立リーグ時代から考えたら幸せです。そのうえで、今シーズンは「最後まで1軍で戦い抜く」ことをテーマにしています。なので、とにかくケガをせず、離脱しないこと。また結果が悪くても、2軍に落ちることなく、最後まで1軍で頑張りたいと思います。