目次

[1]中森、坂口を中心とした強力な投手陣
[2]来田だけではなく、好打者がそろう野手陣

中森、坂口を中心とした強力な投手陣


 

 エース格として期待されるのが明石商中森 俊介だろう。甲子園、近畿大会と本調子ではなかったが、7日の関西国際大戦では2回5奪三振の快投。2回まで8得点をあげた打線を全く寄せ付けない圧巻の投球内容だった。

 気温が10度前後の中、常時140キロ前半・最速148キロの速球は威力があった。来年の高校生投手のトップになりそうな高橋 宏斗中京大中京)と比較してもそん色ないほどボールの圧力があった。

 さらに変化球も鋭く、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットを投げ分け、やはり本調子になったときの中森は隙がない。それでも中森は「まだボールが高めに浮いているのもありますし、今回は短いイニングでしたが、9回通して低めに良いボールを投げるのが自分の理想なので」と理想は高い。

 台湾は、今年の世界大会で優勝し、勢いに乗っている強豪国。来年のアジア大会の前哨戦として、何かをつかむ大会にしたいところだ。

 中森に次ぐ実力派投手は報徳学園のエース・坂口 翔颯は関西国際大戦で登板はなかったが、縦回転のフォームから繰り出す威力あるストレートは絶品。

 打撃もよく、関西国際大戦では同点適時二塁打。最速139キロを誇る右腕・野島 勇太神戸弘陵)も、関西国際大戦で2回無失点の好投。角度のあるストレートを武器にする野島は、台湾の舞台でステップアップする。

 今年の兵庫県を代表する左腕として注目される東田 健臣西脇工)は関西国際大戦では8失点、最速136キロと調子を落としていたが、台湾の舞台になれて140キロ前後の速球を投げ込むことができるか。