10日、早稲田大が東亜大との初戦に臨み、12対2の6回コールド勝ちを収めた。7番DHで出場した徳丸 快晴外野手(1年=大阪桐蔭)が4打数1安打3打点の活躍を見せた。4回裏、二死満塁で打席が回った徳丸は相手投手のスライダーを打ち返し、ライト線を破る長打となり、走者一掃の二塁打となった。徳丸はリーグ戦を含めた3安打はすべて長打となっており、強打を発揮している。小宮山悟監督によると、右投手との対決では、徳丸が先発起用になるほどチーム内で評価が高いという。
徳丸にとっては初の東京ドーム。「甲子園、神宮とは違う雰囲気があるなと思いました。去年ドームを経験している先輩方からフライが見にくいと聞いていたのですが、自分はDHなので特に大丈夫でした。初めてDHの起用でしたが、しっかりと自分の打席に専念できました」と振り返る。
大学ではだいぶ個人の時間が増えて、調整法も自分なりに考えた。
「練習が終わって室内に残って、打撃練習でバットの出方や、守備の確認したりしています」
4年後のプロ入りを目指し、日々、練習に取り組んでいる。そのために「打率が残せて、長打も打てる選手が目標としています」と淡々と目標を語った。