2025年春季近畿地区高校野球和歌山県予選は10日、準決勝が予定されている。準々決勝を勝ち抜き、夏のシード権を獲得した4強が、近畿大会の切符1枚をかけた戦いに挑む。

 対戦カードは以下の通り。

智弁和歌山日高

初芝橋本星林

 大会連覇をかける智弁和歌山は、11大会連続決勝進出を狙う。1年生を起用するなど、新戦力も試しながらの戦いで結果を出してきた。対する日高は2季連続で4強入り。春の大会では、2006年以来、19年ぶりの決勝に挑む。昨年秋の準決勝で敗れた相手にリベンジすることができるか。

 プロ野球・ソフトバンクの小久保監督の母校でもある星林が、準優勝した2007年以来、18年ぶりの決勝進出に燃えている。準々決勝ではセンバツ出場の市和歌山にサヨナラ勝ちするなど、ムードは上昇中。この春3試合すべて完封ゲームで勝ち上がってきた初芝橋本投手陣に立ち向かう。

※トーナメント表はこちらから