<春季高校野球神奈川県大会 三浦学苑8-2川和>◇26日◇準々決勝◇サーティーフォー保土ヶ谷球場
三浦学苑が今年の神奈川を代表する左腕・濱岡 蒼太投手(3年)を攻略し、ベスト4進出を決めた。
3回表に主将・辻 希夢内野手(3年)の二塁打をきっかけに計11人の打者で、5安打を集中し、一挙に6得点。2番堀尾 康介外野手(3年)が13球粘って14球目に四球を選ぶなど、濱岡を追い詰める攻撃ができていた。
堅い守備も見事で川和はエンドランを仕掛けたが、初回に準備して盗塁阻止したり、さらに安打で出塁を許しても、2併殺でピンチを切り抜けた。
投げてもスライダーが武器の長身右腕・吉澤 立樹投手(3年)は6四球許しながらも2失点に抑え、2番手は左腕エース・秋山 隼祐投手(3年)が川和打線を抑える盤石の投手リレーで、まさに守り勝ちの試合だった。
今年の神奈川を代表する左腕・濱岡を警戒しながら、選手たち、指揮官を上回る攻撃内容で夏の第1シード入りを決めた。