2025年春季の北信越地区高校野球大会の出場校が出揃った。19日に行われた長野の決勝で、最後の椅子を射止めたのは、長野商だった。
開催県の新潟から4校、その他は優勝校が出場する。各県の状況は以下の通り。
【新潟】
優勝 中越(10年ぶり7回目)
準優勝 北越
4強 新潟明訓
4強 関根学園
【長野】
優勝 長野商(39年ぶり3回目)
【富山】
優勝 富山第一(9年ぶり5回目)
【福井】
優勝 敦賀気比(4年ぶり11回目)
【石川】
優勝 小松工(25年ぶり4回目)
最後に出場が決まった長野商をはじめ、久しぶりに優勝を収めたチームが多かった。長野商は、春の優勝が1986年以来、39年ぶり。「昭和」の時代にまでさかのぼるほどのブランクだった。
昨年秋から2季連続となる小松工も春は25年ぶりの優勝。富山第一が9年ぶり、中越も10年ぶりの優勝だった。新潟準優勝の北越も、春の北信越大会は9年ぶりの出場となる。
甲子園ではおなじみの敦賀気比も4年ぶりと、春としてはすべて「フレッシュ」な顔ぶれ。昨年は、長野で優勝した東京都市大塩尻が初準優勝に輝いた。抽選は22日。今年も新しい風が吹く予感がする。