<春季千葉県高等学校野球大会:千葉黎明6ー5成田(延長10回タイブレーク)>◇20日◇2回戦◇千葉県野球場
センバツ出場の千葉黎明は春初戦で成田と対戦し、6対5と激戦を制して、初戦突破を決めた。この試合は無失策と守備力の高さは健在。その中でも、正捕手・川村 力斗(3年)の成長が著しい。この試合では4投手を必死にリード。
「成田打線は力強く、スイングの強さを見れば、千葉県トップクラスの学校だと思っています。この日はまっすぐ主体でリードしました」
投手が制球に苦しむ中、自慢の強肩でアウトを阻止した。この日は成田の走者の飛び出しを見逃さず、2つのアウトを記録した。
「ずっと走者を見ていましたし、こうした視野の広さは自分の持ち味だと思います」と胸を張った。打者としても、第1打席にレフトへ二塁打を放った。センバツでは2安打を記録したことで打撃にも自信が持てるようになった。
「智弁和歌山の渡邉投手は本当に良い投手でした。ああいう投手を打てたことで思い切りよく振れるようになった」と語る。
捕手出身の中野大地監督は「かなり成長が見えますね。リードでゲームメイクができるようになりました。高校生の捕手としてはかなりできるようになっています」と目を細める。1月から取材してきて、会話の内容から成長を感じる。
堅守でしぶとく守り勝つ千葉黎明にとって欠かせない存在になりつつある。
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