2025年春季の第156回九州地区高校野球大会は20日、1回戦が行われ、8強が出そろった。
鹿児島の覇者、神村学園が、今センバツに21世紀枠で出場した壱岐(長崎)に7対4で逆転勝ちした。1回にプロ注目の今岡 拓夢内野手(3年)の先頭打者ホームランで先制。その後逆転を許したが、2対4で迎えた6回に一挙5得点を挙げて試合をひっくり返した。
福岡の進学校、東筑が4対2で宮崎商(宮崎)との公立校対決を制した。1回に1点を先制されたが、3回に2点を奪って逆転。その後も得点を重ね、3人の投手リレーで逃げ切った。
長崎商(長崎)が、センバツに出場した昨年秋の九州王者・沖縄尚学(沖縄)を1対0で破った。3回にスクイズで挙げた1点を、先発の山口 潤投手(3年)の3安打完封劇で守り切った。
8強が出そろい、21日は準々決勝が予定されている。