健大高崎vs習志野の一戦は健大高崎が3対1で勝利し、2年ぶりの準決勝進出を決めた。

 2回裏、習志野は林 響己外野手(2年)の適時打で1点先制。だが3回表、健大高崎は1番石田雄星外野手(2年)の適時二塁打で同点。4回表には杉山翔大内野手(3年)の適時打で2対1と逆転。

4回から登板した山田遼太投手(3年)から4回無失点の好投。さらに8回裏には下重賢慎投手(3年)が140キロ台を連発する全力投球で無失点に抑えると、9回表には石田の適時三塁打で貴重な追加点を入れ、3対1とした。

 9回裏、健大高崎は156キロ右腕・石垣元気投手(3年)が登板し、最速155キロをマーク。走者2人を出したが、習志野打線をしのいで、接戦を制した。

 青柳博文監督は「1年生の石垣は目標の3回までしっかりと抑えてくれました。また各投手が短いイニングでしっかりと力を発揮してくれました。夏になれば、先発だけではなく、リリーフとして投げる機会もあります。公式戦でこういう経験を積めたのは大きいです」と投手陣の好投を称えた。