逆転許すも互角の試合を展開する三島南 反撃なるか?
三島南ナイン *昨秋静岡大会より
三島南が安定した守備で、鳥取城北と互角の試合展開を見せている。
2回に7番・富岡 創の犠牲フライで先制に成功すると、この1点をきっちりと守る。先発するエース・植松 麟之介は140キロを超えるようなスピードボールや、切れ味鋭い変化球などを持ち合わせるわけではない。それでも全身を使い、鞭のようにしならせた右腕からは130キロ台の真っすぐ。さらに同じ腕の振りから110キロ台のスライダーと緩急巧みにコーナーを使った投球で的を絞らせない。
エースの打ち取る打球を野手も堅実にプレーする。無理な送球をせずに確実に丁寧なスローでアウトを重ねる。昨秋から守りのチームとして静岡県大会でも結果を残してきたが、大舞台でも自分たちのパフォーマンスができるのは、「100%の力を出すための準備を大切にする練習」を念頭において練習してきたことが甲子園でも安定し守備に繋がっている。
5回にエラー絡みなど4本のヒットを許して1対3と追いかける展開となったが、粘りの守備で終盤勝負に行きたい。
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