9日、第74回全日本大学野球選手権の初日の第3試合、佛教大vs東農大北海道オホーツクの一戦は佛教大が2回まで6点を先制し、5回を終了して、8対1と試合を優位に進めている。

 佛教大の190センチ右腕・赤木 晴哉投手(4年=天理)はしっかりとゲームメイク。立ち上がりに自己最速を1キロ上回る150キロをマーク。2回も153キロを計測した。3回に押し出しで1点を失ったが、その後も常時140キロ後半の速球でねじ伏せる投球が光った。5回1失点でマウンドを降りた。

 高校時代は日本ハムの若手エース・達 孝太投手と同期で、当時は控え投手だった。センバツではベンチ外だったが、春、夏にベンチ入りと出番はあまりなかった。大学4年間で大きく才能を開花させている。