<全日本大学野球選手権大会:東亜大11ー0創価大>◇9日◇1回戦◇東京ドーム
創価大が東亜大に敗れ初戦で涙を飲んだ。今秋のドラフト1位候補にあがる立石 正広内野手(4年=高川学園)は4打席に立って内野安打1本。2三振に終わり、大会序盤に姿を消すこととなった。
試合後、涙をこらえなが取材に応じた立石は「注目される中で自然体でプレーしたいと思っていましたが、自分が三振をした盛り上がりを聞いて、余計に(自分に対して)腹立たしく、悔しさも感じた。いくら注目されても結果を残せるバッターになれるようにと思っていたが今日はダメだった」とたんたんと振り返った。
今秋ドラフトで最注目のスラッガー。それだけマークも厳しくなる。そのプレッシャーと戦っていくことが今後の課題だ。秋のリベンジに燃える立石は、「いい意味で調子に乗るというか、自分に自信を持っていいかなと思いました。試合前にも弱気になって『打たないといけない』と変に考え込んでいた。もっと自信を持っプレーしていきたい」とメンタル面での成長を誓っていた