12日、巨人の秋広 優人内野手(二松学舎大付)と大江 竜聖投手(同)がソフトバンクのリチャード内野手(沖縄尚学)とトレード移籍することが発表された。

 巨人は主砲・岡本 和真内野手(智弁学園)が怪我で離脱し、長打の期待できる選手が不足していた。移籍が決まったリチャードは、2軍で5年連続本塁打王とパワーは申し分ない。環境を変え、一軍定着となるか。

 一方、秋広は高卒2年目に121試合10本塁打と、将来の主軸として期待されていた選手だった。しかし、昨年は26試合、今季もここまで5試合に留まり、アピール不足に終わっていた。大江も20、21年に2年連続で40登板以上とブルペン陣を支えたが今季は一軍登板が無く、二軍暮らしが続いていた。

今回移籍した3選手は「環境を変えれば活躍できる選手」として取り上げられていた。新天地での飛躍に期待したい。