<春季千葉県高等学校野球大会:専大松戸6-3習志野>◇4日◇決勝◇千葉総合スポーツセンター野球場
「6試合出来たことはいい経験になりました」
習志野の小林 徹監督は、今春の千葉大会をそう締めくくった。
昨秋は3回戦でコールド負けと悔しい敗戦に終わったが、今大会はエース右腕・向井 脩人投手(3年)を軸に一戦必勝で勝ち上がってきた。決勝では先発した中西 敦也投手(3年)をはじめ向井以外の3投手で繋いだ。惜しくも敗戦となったが指揮官も「全てが経験になると思う。成功は自信にして欲しいし、失敗は糧になると思う」と前を向いた。
6対0と劣勢の中でも「点数を取られて選手のモチベーションもネガティブになっていた。『このまま終わったらカッコ悪いね』と発破をかけた」と小林監督が選手を鼓舞。すると8回に3点を奪い返し、9回にも二死から二人の走者を出すなど最後まで春の王者に食い下がった。
県大会の決勝は実に6年ぶり。関東大会の出場も決めている。「強い習志野の復活」に一歩近づいたわけだが、主将の岡田 諒介内野手(3年)は「今日の敗戦を糧にして一戦必勝で目の前の敵を倒していく。結果的に結果がついてくるチームにしたいです」と話す。また小林監督は「まだまだ強くないと選手も感じたと思う。この後どう過ごしていくかが大切ですし、2、3ヶ月後に強くなれてたらいいなと思います」と語っていた。
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