2025年の第77回春季関東地区高校野球大会群馬県予選は3日、準決勝が予定されている。勝ったチームは、17日開幕の関東地区大会(茨城)への出場権を得る。

 対戦カードは次の通り。

健大高崎前橋育英

東農大二桐生第一

 健大高崎は昨年センバツ、前橋育英は2013年夏、桐生第一は1999年夏に、それぞれ甲子園で優勝経験を持つ。近年は、健大高崎が力を誇っているが、名門ひしめく戦いに大いに注目したい。

 現在、健大高崎前橋育英に5連勝中。2022年の春決勝で前橋育英が2対1で勝利して以来、健大高崎が勝ち続けている。昨年の秋準決勝での対戦では、3回に一挙7点を奪った健大高崎が7回コールド勝ち。先発の石垣 元気投手(3年)はわずか2安打に抑え、14奪三振の7回完封勝利だった。屈辱的な敗戦を喫している前橋育英の反撃なるか。

 昨秋準優勝だった東農大二は、プロ注目の山田 琉聖投手(3年)を中心として、2季連続で4強入りを果たした。ノーシードから勝ち上がってきた名門・桐生第一を抑えることができるか。4チーム中、唯一甲子園での優勝こそないが、甲子園には春夏合わせて8度出場している実力は見せたいところだ。

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【一覧】春季群馬大会ベスト8(夏のシード校)

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