試合レポート

伊集院vs鹿屋農

2023.03.27

粘って逆転勝ち!・伊集院

<春季九州高校野球鹿児島大会:伊集院5-4鹿屋農(延長10回タイブレーク)>◇27日◇2回戦◇鴨池市民

 鹿屋農は4回裏、4連打を浴びせ、エラーと5番・前田 一志(2年)の左前適時打で2点を先取した。

 序盤から再三好機を作りながらも得点できなかった伊集院だったが、6回表に下位打線で好機を作って2死満塁とし、代打・末廣 快進(2年)の右前適時打でようやく1点を返した。

 鹿屋農は7回裏、8番・杉浦 照(2年)の適時内野安打で再び2点差とする。

 直後の8回表、伊集院は2死二、三塁として内野ゴロで好機がついえたかに思われたが、悪送球で2者が生還し、同点に追いついた。

 9回で決着がつかず、タイブレークの延長戦へ。

 表の伊集院は送りバントで二、三塁とし、8番・田中 勘太(3年)がスクイズを決め、9番・末廣が6回に続く中前適時打で2点を勝ち越した。

 その裏、鹿屋農は強攻策に出るも併殺。エラーで1点を返したが、力投を続けた伊集院の左腕エース新藤 颯大(2年)が踏ん張り、粘りの逆転勝利をつかんだ。

(取材=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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