東邦・藤嶋健人、サイクル安打達成ならず!前回達成者は駒大苫小牧・林 裕也!
東邦の藤嶋健人がサイクル安打を達成ならず…しかし世代屈指の強打者としての存在感を示す!
藤嶋健人選手(東邦)
東邦の藤嶋健人選手が、8日の北陸戦の第5打席でシングルヒットが出れば 史上6人目のサイクル安打達成がかかっていたが、惜しくも、二塁打に終わった。まず第1打席は132キロのストレートに空振り三振。しかし、第2打席は、3回裏に先頭打者として出塁した藤嶋はストレートを捉え、センターの頭を超える三塁打!4回裏に、第3打席を迎えると、今度は右中間に飛び込む豪快な3ランホームランを放ち、8対2と点差を広げる!さらに打者一巡となった第4打席。今度はレフト線を破る二塁打。これで4打数3安打。あとはシングルヒットを打てば、史上6人目のサイクルヒットの達成となる。
注目を集めた藤嶋の第5打席は、6回裏。二死二塁から今度は左中間を破る適時二塁打。シングルヒットではないため、サイクルヒット達成ではないが、5打数4安打6打点と打点を荒稼ぎ。
8回裏に第6打席がまわってきたが、ここは、ショートゴロに終わり、サイクル安打とはならなかった。
だが、今日のパフォーマンスで、改めて世代屈指の強打者として印象付けたのは間違いない。
ちなみに、豆知識ということで、夏の甲子園でサイクル安打を達成している選手を紹介しよう!長い歴史のある甲子園だが、実は5人しか達成していない記録だ。
【過去のサイクル安打達成者】
1949年 杉山真次郎(平安) 1回戦 盛岡高戦
1975年 玉川寿 (土佐) 2回戦 桂戦
1991年 沢村通(大阪桐蔭) 3回戦 秋田戦
1998年 藤本敏也(明徳義塾) 準決勝 横浜戦
2004年 林裕也(駒大苫小牧) 準々決勝 横浜戦
今回、藤嶋は惜しくも、この歴代の達成者たちの仲間入りは果たせなかったが、続く2回戦以降でのチャンスも十分ある。次戦以降の活躍にも期待したい。
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