麗澤瑞浪高等学校(岐阜)
岐阜県瑞浪市にある麗澤瑞浪高校は、寮生活、学校生活を大切にし、日々仲間と共に切磋琢磨をしています。独特の存在感が漂う俳優の田中 邦衛さんや、球児のみなさんの親世代にはおなじみの永井 真理子さん(歌手)らも卒業生です!
豊かな自然の中で活動をする麗澤瑞浪高校野球部は、昨秋の県大会2回戦は高橋 純平投手率いる県立岐阜商に2-1と接戦を演じ、今年の春季大会では準々決勝に進出。昨夏選手権大会出場の大垣日大に8-2と惜しくも敗れましたが、強豪校相手にメキメキと力を付けている注目の学校です!
そんな麗澤瑞浪高校野球部について、主将の松原 忠君に紹介していただきましょう!
チーム基本情報を紹介!
■ 麗澤瑞浪の松原 忠君(学年:3年/役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生が21人、2年生が19人、3年生が14人の合計54人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
16時から19時までです。
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
野球専用グラウンドがあります。それと、室内練習場もあるんです。広さはテニスコートくらいです。
雨の日でもしっかり練習できるのはうれしいですね!
[page_break:今年のチームについて]今年のチームについて
笑顔の選手たち(麗澤瑞浪高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を教えてください。
「投手を中心とした堅い守り」「どこからでも得点ができる打線」あとは、なんといっても「総合力」です!
Q. 総合力とは何やら頼もしいですね!夏へ向けて、現在、どんなことを課題において練習していますか?
すべてにおいての底上げを目指しています。トレーニングで筋力アップの効果が出てきています!
Q. 春季大会を戦ってみて収穫などはありましたか?また、大垣日大に敗れましたが、夏リベンジを果たすためには何が必要ですか?
自分たちの戦い方、勝ち方というものがはっきりと分かったのが収穫です。
あとは「ここぞ」という時に踏ん張りがきくようにしたいです。それと、走塁・バントなどの小技も必要だなと実感しました。
全体的な底上げをしていきたいと思っています!
Q. 今は底上げの真っ最中というわけですね!大会前に必ずこれはやるという、練習メニューがあれば教えてください。
集団で寮生活をしているからこそできる、早朝バッティングです!
Q. 岐阜と言えば、県立岐阜商の高橋 純平投手が今夏は非常に注目されていますが、もし対戦したらどういった試合運びで戦いたいですか?
接戦に持ち込み、勝負どころで一本!ですね。
Q. 夏を迎えるにあたって、どんな気持ちで練習していますか?
学校、寮生活を大切にしています。最後の夏にすべてをかけ、どこのチームよりも燃えに燃えて取り組んでいます!
Q. ありがとうございます!では、このチームのキーマンを教えてください!
吉田 純平と赤塚 瑞樹です。
投手の吉田は伸びのあるストレートとキレのある変化球が魅力。
赤塚は投手と外野手をやっています。しかも両投げで相手を圧倒し、要所で右と左を使い分け抑えられるところが武器です。
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
窪田 卓也(以下「窪田」):野球を知らない人でも感動を与えられるところです!
赤塚 瑞樹(以下「赤塚」):長い人生での3年間、すべての力をチームみんなで注げるところが凄いと思います!
Q. 一番好きな練習はなんですか?
窪田:ランナー付きノックが好きです!
赤塚:自分たちの持ち味、強みを生かすための走塁バント練習!
Q. 2人とも、足を絡めたものがお気に入りとは、チームカラーが垣間見えますね。ちなみに、キツイと感じる練習はなんですか?
窪田:トレーニング系ですね。
赤塚:そうですね。体力的にはもちろん、それぞれがお互いを高めながら行うのですが、その分責任重大というか…。
Q. 自分だけでない、というのは心強い反面、責任もありますよね。では、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?
窪田:花巻東です。野球以外の所も本物だと思うからです!
赤塚:敦賀気比高校ですね。春のセンバツで優勝したところとやってみたいです!
Q. 一番好きな応援歌はなんですか?
窪田:「アフリカンシンフォニー」ですかね。
赤塚:「死なばもろとも」です。
Q. 物騒な曲名ですね(笑)それでは最後に、お2人が野球をする上でモットーにしている、好きな言葉はなんですか?
窪田:「人生常にど真ん中」
赤塚:「日々に孜孜」
指導者が語る!このチームの強み
■林 俊紀副部長に質問!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どのようにチームを作り上げてきたのでしょうか?
能力の高い選手がいないため、出来ることを確実に出来るようになることを重視しています。それは、グラウンド以外の事を大切にする事に始まり、ミーティング、全力疾走、カバーリング、短い距離を相手の捕れるところに投げる、機能的な動作を行うためのトレーニングです。そういった、多くの当たり前を他校以上に行うことで、夏に向けて強い精神力と、より良い物事への考え方と、捉え方が備わったチームを目指しています。
試合展開としては、守備で崩れず、接戦に持ち込み、少ないチャンスで確実に得点出来る事を考えています。
何事も前向きなチームですね!お話しいただきありがとうございました!