柿木 蓮選手 (大阪桐蔭)

柿木 蓮

球歴:大阪桐蔭

都道府県:大阪

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:181.0 cm

体重:85.0 kg

学年:卒業

寸評

今年の高校生を代表する右腕の1人である柿木蓮。仙台育英戦の敗戦、選抜決勝で登板できなかった悔しさを夏の成長につなげた。そんな柿木のピッチングを振り返っていきたい。 この半年で、平均が大きく伸び、柿木が目指したかった「豪快なピッチングができる投手」になりつつある。そんな柿木の最後の夏をを振り返っていきたい。 (投球内容) ストレート 常時145キロ~151キロ スライダー 120キロ後半 フォーク 130キロ前後  第100回甲子園最速となる151キロを計測。ストレートの勢いが違うこと、北大阪大会から感じさせ、改めて世代を代表する速球派として感じさせた。それにしてもだ。6月の招待試合では140キロ前後。ここから平均球速が5キロ以上速くなってしまうのだから、大阪桐蔭の調整術は見事である。  もちろん速いだけではなく、威力も抜群。気力、技術が伴った時のストレートは迫力満点で簡単には前に飛ばない威力、そして雰囲気があった。ストレートの球速の伸び方は理想的。プロでは常時150キロ~155キロまで速くなる予感をさせた。  変化球は120キロ後半の縦横のスライダー、130キロ前半のフォーク。高速系の変化球で勝負する投手で、昨年より進化した部分として、縦スライダーが決め球として使えるようになったのが大きい。  去年と比べると外角を難なくストライクを取れるようになり、ピッチングの幅が広がった。 (投球フォーム) 走者がいなくてもセットポジションから始動する。左足を真っすぐ上げていきながら右足の膝を適度に伸ばしていきながらバランスよく立つ。左足を遊撃方向へ伸ばしていきながら、重心を下げていく。選抜での柿木はインステップ気味にしてそのまま真っすぐ踏み込んでいく形だったが、夏の選手権ではインステップ気味に、さらに歩幅をやや狭め、かかとから踏み込んで、その回転をもって投げるフォームとなった。吉田輝星に比べれば、荒々しいフォームである。  強靭な下半身、背筋によって投げられるフォームだといえるだろう。
更新日時:2018.08.28

将来の可能性

 これまでの豊富な経験値を生かしてピッチングに大きな幅が出てきた。スライダー主体のピッチャーとしては上出来の内容で、次のステージに進んでもさらに投手として奥行きが出てくる投手だと実感させた。選抜決勝で登板できなかった悔しさを力に変えてくれた。  プロ志望届けを出す意向と聞いているが、十分に指名されるに値する実力は備わっている。  柿木の場合、速球、スライダー主体のピッチングなので、リリーフ向きと考えそうだが、連投になると球速が落ちる傾向が顕著なこと。またピッチングを覚える意味では先発で育てるべき投手。  投球に奥行きがさらに出てくれば、高卒2年目には一軍デビュー、高卒4年目にはローテーションを狙える投手になるだろう。
更新日時:2018.08.28

短評

観戦レポートより抜粋(2018年8月6日)  柿木 蓮は下級生のときからよく見てきたが、私にとってはこの日が一番よく見えた。これまでの柿木がどうだったかというと、堂々とした体格と投球フォームには心が惹かれるものの、ストレートの球速が物足りなかった。この肉体的スケールなら140キロ台中盤から後半は出さなければおかしいのに140キロ台前半、あるいは130キロの中盤から後半が多く、そのスピード不足が自信を喪失したような態度によく反映されていた。  それがこの日は1回から140キロ台中盤を計測し、その速さが最後まで衰えなかった。もちろんピッチャーの価値は速さだけではない。直曲球のキレやコントロールが最も大事だが、この日の柿木は徹底して緩急を低めに集め、それが見事にコントロールされていた。  北大阪大会ではポイントとなる準々決勝の金光大阪戦、準決勝の履正社戦に先発したのは根尾 昂で、柿木は背番号「1」を付けているが、実質的なエースが根尾だということは起用法を見れば一目瞭然だった。それがこの甲子園大会では勝負どころの初戦、強豪の作新学院戦の先発を任されたのは柿木だった。その起用法に応えようという気持ちはストレートの速さや低めを突く辛抱強い姿に現れていたと言っていい。
更新日時:2018.08.14

短評

観戦レポートより抜粋(2017年10月14日)  柿木 蓮は常時130キロ~138キロのストレート、スライダー、カーブ、フォークをコンビネーションに抑える。ストレートの調子については、「ストレートの走りは甲子園の時ほどではないですし、調子は悪く、打たれ過ぎ」という。しかしそれでも抑えることができるのは、経験がものをいうのだろう。  柿木は8回裏、6番三木 彰智に適時二塁打を打たれてしまうが、「後半の方が、良い意味で力みが抜けた」と話すように、ストレートのスピードが140キロを超えるようになったのは7回から。しかも球数が100球超えてからだった。7~9回で140キロ以上が4球。そして最後の打者を打ち取ったボールがこの日、最速142キロ。9安打打たれながらも、2失点完投勝利で、2年ぶりの優勝に導いた。ドラフト観点から見れば、不調ながらゲームメイクしたことは評価できる。前エース・徳山 壮磨の同時期よりストレートの勢い、球威は格段に上である。まだまだ強いストレートを投げられる可能性は秘めている。西谷監督は「夏、国体の経験が良く出ました。特に国体では花咲徳栄さんと対戦して、日本一の打線はこういうものだと肌で感じたと思います。そういう経験がこの決勝戦の投球に現れたと思います」と柿木の力投をたたえた。  柿木は、「正直、9安打は打たれ過ぎですし、成績上、粘ったように見えますが、僕はまだ粘りが足らないと思います。それでも[stadium]甲子園[/stadium]の時ほどストレートが走っていなくても、勝てたのは経験が生きているのかなと思います」  勝利しても納得していない様子を見せているのは、大型左腕・横川 凱の存在がある。横川は準決勝の近大附戦で1失点完投。ここまで3試合の先発でKOされることなく、しっかりとゲームメイクに徹し、柿木を脅かす存在となってきた。 「一緒に1年生の時からやってきたやつですし、最近は調子も上がってきていますし、奪ってやろうという思いをひしひしと感じます。でもエースナンバーは渡したくないです」  エースナンバーを奪われる危機感を感じながらマウンドに立っている。そういう競争の激しさが大阪桐蔭の強さを築いているのだろう。
更新日時:2018.08.14

12 Comments

  1. 1

    2024-03-27 at 11:10 PM

    1

  2. 1

    2024-03-27 at 11:11 PM

    90H96Aoq

  3. 1

    2024-03-27 at 11:12 PM

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    2024-03-27 at 11:12 PM

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    2024-03-27 at 11:12 PM

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    2024-03-27 at 11:13 PM

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    2024-03-27 at 11:13 PM

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  9. 1

    2024-03-27 at 11:17 PM

    555

  10. 前田悠伍

    2024-03-28 at 7:57 PM

    夏は頑張れよ

  11. BTやってる人

    2024-03-31 at 7:56 PM

    BT楽しい

  12. ラマルが最強

    2024-04-06 at 4:05 PM

    異論は認めない。
    ラマルが最強

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