戦国千葉2020を制するのは木更津総合か?専大松戸か?決勝戦の見どころを紹介!
8月2日から開幕した千葉大会も決勝戦を迎える。決勝のカードは5年ぶり優勝を狙う専大松戸と2年ぶり優勝を狙う木更津総合のカードだ。2010年代の千葉を盛り上げてきた両校の対決は盛り上がりそうだ。夏では2016年以来の対決。4年前は木更津総合が勝利をしている。この試合も激戦になることは間違いない。そんな決勝戦の見どころを紹介したい。
戦国千葉2020を制するのは
専大松戸はこの夏、チーム防御率1.05、チーム打率.373と投打ともに強力。中2日で登板を迎えるエース左腕・西村卓真は防御率0.00と抜群の安定感を誇る。130キロ後半の速球とキレのあるスライダーを高低に投げ分ける投球は簡単に打ち崩せないだろう。右サイドで135キロを超える深沢 鳳介、威力ある速球を投げ込む杉嶋 健吾、130キロ中盤の速球を投げ込む右腕・平田 健眞が控えるが、西村の実力、木更津総合打線の相性を考えれば、終盤まで西村でいきそうだ。
一方、木更津総合のエース・篠木健太郎も21回を投げ、28奪三振、防御率0.43、K/BB14.00とスキが見当たらない。打率.526をマークしている左の好打者・菊地 優吾を筆頭に専大松戸の打者がどこまで食い下がることができるか注目である。木更津総合は1番・秋元俊太、3番・山中海斗、4番・斎藤匠。スタメン出場すれば5番を打つ篠木の4人が打線の鍵。機動力を絡めながら少ないチャンスをモノにしたい。
両投手の実力を考えれば、ロースコアの投手戦が予想され、戦国千葉を制するにふさわしいハイレベルな戦いになることを期待したい。
(記事=河嶋 宗一)
関連記事
◆他の大会展望総括・コラムを読む
◆7月18日から開幕!滋賀県でも独自の大会開催が決まる
◆膳所、八幡商、彦根東など滋賀をリードしてきた伝統公立校たち