第79回 甲子園最高チーム打率はなんと.448!強打を誇った歴代最強打線は?2016年08月21日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]1位 .448という驚異の打線で優勝を果たした駒大苫小牧
[2]2位 自らの記録を塗り替えて堂々の優勝を果たした日大三
[3]3位 99安打、65得点と圧倒的な打撃で優勝を決めた大阪桐蔭

 本日14時から試合開始となる夏の甲子園決勝戦。初の優勝を目指す北海と54年ぶりの2回目の優勝を狙う作新学院となった。北海のここまでの打率は、3割1分6厘。作新学院の打率は、2割8分4厘。打力的には北海がリードに思われるが、作新学院のエース今井 達也をどれだけ打ち崩せるか。また、北海のエース大西 健斗もそう簡単には攻略できない。見応え十分の決勝戦となった。

 さて、歴代の甲子園優勝校を振り返ると、やはり打って勝ち上がった学校が多い。そこで今回は、甲子園でのチーム打率上位のチームを振り返っていきたい。

1位 .448という驚異の打線で優勝を果たした駒大苫小牧

駒大苫小牧のユニフォーム

 第1位は2004年駒大苫小牧。なんと、チーム打率.448!個人ではなく、チーム全体でそれだけ打てば、相手校からすれば、たまったものではない。
2回戦から登場した駒大苫小牧は、いきなり佐世保実相手に15安打を浴びせ、7対3で快勝。そして3回戦では強打の日大三と対戦し、11安打放って、7対6で競り合いを制する。

 準々決勝ではプロ注目の涌井 秀章(現・千葉ロッテマリーンズ)擁する横浜と対戦し、18安打で6対1と快勝。残塁13は反省点だが、林 裕也がサイクル安打を達成するなど、記録ずくめの1日になった。
さらに準決勝では東海大甲府と壮絶な打撃戦を制し、10対8で決勝進出。

 決勝戦では選抜優勝の済美と対戦。この試合でも打撃戦に。13対10で済美を破り、北海道勢として初の甲子園優勝を決めた。全試合で2桁安打と攻撃面では全く隙がなかった駒大苫小牧。また忘れてはならないのは5試合で失策はわずかに「1」だったこと。攻撃、守備すべてにおいてハイレベルなチームだった。

駒大苫小牧の戦い
2回戦:佐世保実戦 7-3 33打数15安打
3回戦:日大三戦 7-6 29打数11安打
準々決勝:横浜戦 6-1 40打数18安打
準決勝:東海大甲府戦 10-8 34打数14安打
決勝:済美戦 13-10 38打数20安打
43得点 174打数78安打 チーム打率.448

このペ-ジのトップへ

【次のページ】 第2位!自らの記録を塗り替えて堂々の優勝を果たした日大三

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
大阪桐蔭vs箕面学園【大阪府 2020年秋の大会 秋季近畿地区高校野球大会 大阪府予選】
第137回 福原、畔柳、藤森…2018年U-15代表のコーチが語る逸材たちの素顔【東日本編】【高校野球コラム】
第136回 やんちゃ坊主、甘えん坊でも能力は凄かった2018年U-15日本代表。コーチを務めた元プロ・徳元敏氏が語る侍戦士たち【西日本編】【高校野球コラム】
第1016回 都立城東vs都立日野など初戦から好カード揃い!秋季東京都大会一次予選の注目ポイント!【大会展望・総括コラム】
第134回 執念、チーム力、甘さ。東海大相模が大阪桐蔭との一戦で学んだこと【高校野球コラム】
大阪桐蔭vs東海大相模【2020年甲子園高校野球交流試合】
履正社vs大阪桐蔭【大阪府 令和2年大阪府高等学校野球大会】
第272回 まさに世代屈指の投球!最速154キロを誇る剛腕・関戸康介(大阪桐蔭)の進化のポイントを解説【ドラフト特集コラム】
大阪桐蔭vs香里丘【大阪府 令和2年大阪府高等学校野球大会】
大阪桐蔭vs上宮太子【大阪府 令和2年大阪府高等学校野球大会】
第1145回 大学3年右腕ではトップの徳山壮磨(早稲田大)をレベルアップさせたフォーム改造術 【2020年インタビュー】
第1141回 中川卓也(大阪桐蔭-早稲田大)屈辱の1年を乗り越え、東京六大学で首位打者を狙える選手へ 【2020年インタビュー】
第1141回 二度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭の主将・中川卓也(早稲田大)が濃密な3年間で得たもの 【2020年インタビュー】
第1131回 捕手兼投手として、創部4年目のチームを近畿大会に導いた大黒柱・景山透唯(立命館守山)【前編】 【2020年インタビュー】
第1124回 最速142キロの野球小僧がスーパー中学生と呼ばれるまで 山田陽翔(大津瀬田ボーイズ)【前編】 【2020年インタビュー】
大阪桐蔭 【高校別データ】
駒大苫小牧 【高校別データ】
日大三 【高校別データ】

コメントを投稿する

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム