【センバツ5日目のみどころ】必見カード目白押し! 昨春準優勝、昨夏4強、地区王者、そして大阪桐蔭…1日で全て登場!
平嶋桂知(大阪桐蔭)、正林輝大(神村学園)、今朝丸裕喜(報徳学園)
第96回選抜高校野球大会(センバツ)第5日の見どころを紹介する。
① 神村学園(鹿児島)-作新学院(栃木)
作新学院の147キロ右腕・ 小川 哲平投手(3年)と、昨夏甲子園4強メンバーが残る神村学園打線が対決の軸となる。なかでも、岩下 吏玖内野手(3年)と正林 輝大外野手(3年)の左打者に加え、2年生の今岡 拓夢内野手の3人との対戦が楽しみだ。昨年秋の公式戦では、今岡以外の8人はすべて左打者という神村学園の打線に対して、小川がどう攻めていくのかもポイントになる。
②大阪桐蔭(大阪)-北海(北海道)
北海の投手陣の踏ん張りがすべてを決めそうだ。新屋敷 寿也投手(3年)と松田 収司投手(2年)の両右腕が、大阪桐蔭打線をどこまで抑えられるか。強豪ほど打線のエンジンがかかるのが遅いのが一般的。僅差の展開で試合が進めば北海に有利に働く。
③愛工大名電(愛知)-報徳学園(兵庫)
愛工大名電、報徳学園ともに複数のレベルの高い投手陣がカギを握りそう。愛工大名電の144キロ左腕・大泉 塁翔投手(3年)は、三振も奪える力投型で、打席に入っても打率5割を残した「二刀流プレーヤー」でもある。さらに伊東 尚輝投手(3年)は最速149キロを誇る右腕。昨年秋の公式戦ではイニング数を上回る三振をマーク。センバツの舞台で150キロ超えを目指している。
報徳学園は昨年センバツ準優勝を経験している2人が投手陣に君臨する。150キロ右腕の今朝丸 裕喜投手(2年)に、昨年秋の公式戦で防御率1点台を切った間木 歩投手(3年)。2人ともに安定感は抜群で、甲子園のマウンドを経験している点は優位になる。打線に爆発力はないが伝統の粘りで対抗する。
初戦で対戦するにはもったいない。初戦のハイライトを飾ることになりそうだ。
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