【四国大会】尽誠学園がエース西條の125球完投ベスト4進出!明徳義塾は終盤に勝ち越し許して初戦敗退〈春季地区大会〉
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125球6安打2失点完投で明徳義塾を破った尽誠学園・西條 蓮(2年)
27日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで春季四国地区大会が開幕。第1試合では、尽誠学園(香川県2位)と明徳義塾(高知県1位)が対戦。9回に2点を奪った尽誠学園が4対2で勝利し、準決勝進出を決めた
初回から2点を先制した尽誠学園だったが、中盤に失点を許し2対2の同点に。その後はエース西條 蓮投手(2年)が粘りを見せ明徳義塾打線を相手に力投を続けると、9回に打線が奮起。7番が河合 和紗選手(3年)の逆転打などで2点を勝ち越した。
試合後、尽誠学園の西村 太監督は、「西條がよく踏ん張ってくれた。攻撃面では序盤で点を取れたことが大きかった。9回表はスタンドを含めてチーム一丸となって闘えたし、明徳義塾に勝ちたい気持ちが勝ったと思います」と振り返った。
125球完投の熱投を披露した西條も、「序盤はストレートを振りにいかれていたので、4回から相手のテンポを外すことにも気を遣いながら変化球主体に切り替えたことがよかった。周りがよくカバーしてくれました」と語った。
敗れた明徳義塾の馬淵 史郎監督は、「尽誠学園さんの方が気持ちが入っていた。先発の池﨑 安侍朗投手(2年)は、9回にいっぱいいっぱいになって全部ボールをそろえてしまった」と悔やんだ。
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9回表二死から2点を勝ち越し沸く尽誠学園ベンチ