九州国際大付(福岡)編「強打者を毎年輩出し、パワフルな野球で圧倒する九州国際大付のつながり!」
左から 高校時代の三好 匠、清水 優心
甲子園出場回数は春夏合わせて8回となっている九州国際大付。2009年以降で5回の出場を果たしていることから、近年力をつけ始めてきたことが伺える。
今年の甲子園では、山本 武白志選手が3本塁打を放ち注目を浴びることとなったが、過去にも多くの優秀な選手が輩出されている。
今回はそんな九州国際大付の選手たちのつながりを見てみることにする。
榎本、高城、三好、武白志…強打者たちを続々輩出!
九州国際大付がもっとも注目を浴びたのは2011年選抜である。
のちに、ドラフト3位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団する三好 匠選手、ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団する高城 俊人選手を有しての選抜。結果としては、決勝にて東海大相模に敗れはしたものの、全国にその名を轟かせる大会となった。
三好選手は高校時代、投手として活躍したが、入団と同時に打者へ転向。もともと、打撃センスを買われての入団となっており、現在は二塁手として練習に励んでいる。
一方、高校時代三好選手とバッテリーを組んでいた高城 俊人選手。現在は、横浜DeNAベイスターズにて、正捕手争いでしのぎを削っており、今季は自身初の本塁打を放つなど、今後の活躍に期待がかかる。
ちなみに、二人の2年先輩には、読売ジャイアンツに育成ドラフト2位で入団した河野 元貴選手がいる。河野選手は2012年より支配下登録となり、現在はジャイアンツにて厳しい正捕手争いを行っている。
また、昨年の甲子園出場メンバーからも、プロ野球選手は輩出されている。
昨年の正捕手で、恵まれた体格と強肩強打がウリの清水 優心選手は北海道日本ハムファイターズにドラフト2位で入団。また、打撃センスに優れる遊撃手の古沢 勝吾選手は福岡ソフトバンクホークスにドラフト3位で入団。
いずれも出場機会には恵まれていないが、今後の活躍が楽しみである。
また、今年の甲子園では山本 武白志選手の活躍が見られ、山本選手の今後の野球キャリアにも注目が集まる。そんな九州国際大付のつながりは、今後も増えていきそうだ。
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近年の卒業生
振り返ると卒業生はプロ入りした選手だけではなく全体的に強打者が多い。そういう土壌があるので、今後もプロが注目する強打者を輩出していきそうだ。
■2009年卒
・二保 旭(福岡ソフトバンクホークス)
■2010年卒
・納富 秀平(法政大—JR西日本)
・国枝 頌平(法政大卒)
・河野 元貴(読売ジャイアンツ)
■2011年卒
・榎本 葵(東北楽天ゴールデンイーグルス)
■2012年卒
・三好 匠(東北楽天ゴールデンイーグルス)
・高城 俊人(横浜DeNAベイスターズ)
・加藤 凌(白鷗大)
・安藤 彰斗(東農大オホーツク)
■2013年卒
・平原 優太(白鷗大)
・花田 駿(九州国際大)
・龍 幸之介(白鷗大)
・石迫 悠摩(明治大)
■2014年卒
・野木 祐馬(東京農業大)
■2015年卒
・中尾 勇斗(立正大)
・古澤 勝吾(福岡ソフトバンクホークス)
・清水 優心(北海道日本ハムファイターズ)
・アドゥワ 大(東農大オホーツク)
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