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- 2011年春の大会 第83回選抜高校野球大会
- 東海大相模vs九州国際大付

エース・近藤(東海大高輪台)
高校野球から、エールNIPPON!
エース近藤 正崇(3年)が空振り三振を取り、11年ぶりの優勝を決めた東海大相模。その瞬間、普段とは違う喜び表現だった。捕手の佐藤 大貢主将(3年)がマウンドに近づく、内野陣もまたしかり。それでも輪が弾けることなく、謙虚に喜びをわかちあった。
「開催してくれた高野連の方々、開催を許してくれた被災地の方々に感謝の気持ちを持って、恩返しは精一杯やることだったので。自分たちが逆に勇気をもらってプレーすることができました」と佐藤主将は優勝のお立ち台で言い切った。
実は試合前取材の際、両校の主将に問いかけをしてみた。
『この大会が開催できた意味とは何でしょうか?』
『もし優勝できたとして、その瞬間の喜びをどう表現しますか?』
佐藤主将は優勝インタビューとほぼ同じ内容。
九州国際大付の高城 俊人主将(3年)は「自分達が被災地の方々を勇気づけようと思ってもダメだと思う。全力プレー、全力疾走をして、その姿を見て何かを感じてもらえればうれしい」。
喜び方については高城が「マウンドには集まると思うが、はしゃぎすぎる選手がいれば、自分が止めさせる」。佐藤は「謙虚に喜びたい」と話してくれた。
本来なら流行りの指を一本立ててマウンドで抱き合う喜び方をしたかったのかもしれない。しかし今、こんな世の中だからこそできる喜び方を考えてもらいたかったのがこの質問をした意図だ。
この質問がなくても、両主将の意思は選手の中に浸透していたと2人の表情から感じ取ることができた。
勝負だから結果は出るのだが、九国、相模の2チームはファイナリストに相応しい全力プレー、最後まであきらめない野球を見せてくれた。
さて、その少し試合にも触れよう。決勝戦は打撃に自信を持つチーム同士の戦い。九州国際大付はここまで4試合全て初回に得点。東海大相模は4試合中3試合で初回に得点を奪った。この事実を鑑みれば、初回の攻防は、両チームとも最重要だったことは明らかである。
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東海大相模 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | ||||||
| 九州国際大付 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
東海大相模:長田,近藤 - 佐藤
九州国際大付属:三好 - 高城
本塁打:佐藤,菅野(東)



















