徳島IS出身スラッガー・井上絢登が一軍デビュー! 期待のドラ6ルーキーが明かした「二度の指名漏れの悔しさ」
取材に応じる井上絢斗
12日、横浜がドラフト6位ルーキー・井上 絢登内野手(久留米商-福岡大-徳島インディゴソックス)の一軍登録を発表。同日のヤクルト戦で代打として打席に立った。
井上は四国アイランドリーグplusの徳島ISで23年シーズンに、ホームラン、打点の2冠王を獲得した実績を持つ。横浜からドラフト6位指名を受け、宮崎 敏郎内野手(厳木)の後釜としても注目されていた。
一軍登録された12日は、二軍戦にも出場し2安打2打点の活躍。2軍成績は打率.367、2本塁打、OPS.990の好成績で「4番・サード」を任されていた。タイラー・オースティン外野手が右太腿裏肉離れの影響で戦線離脱を余儀なくされ、舞い込んだチャンスで結果を残したいところだ。
『高校野球ドットコム』の独占インタビューでは、徳島IS在籍1年目に経験した指名漏れの悔しさを赤裸々に語っている。
「茶野 篤政外野手(名古屋商大・22年オリックス育成1位)は打撃力も高く、俊足ですし、行くだろうと思っていました。同じ外野手の日隈 モンテル外野手(金光大阪・22年西武育成2位)が指名されたのも悔しくて。ドラフトの夜、ジムにいって夜12時までトレーニングをしていたのを覚えています」
雪辱を果たすべく、2年目は10種類以上のティーバッティングを500本以上こなしたという。横浜から支配下6位指名を受けるまで評価をあげた「フルスイング」は徳島時代の努力の賜物だ。
大学、独立と2度の指名漏れから這い上がった努力家が開花目前だ。注目ルーキ―の初安打はいつ飛び出すのか。今後の活躍から目が離せない。
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