試合レポート

大阪桐蔭が3年連続8強、西谷監督は歴代勝利数単独トップの69勝、神村学園・正林は敗戦にも猛打賞

2024.03.27


中野大虎、徳丸快晴、森陽樹(ともに大阪桐蔭)※写真は過去の取材より

<第96回選抜高校野球大会:大阪桐蔭4ー2神村学園>◇27日◇2回戦◇甲子園

大阪桐蔭(大阪)が神村学園(鹿児島)に勝利して、3年連続のベスト8進出を決めた。

先発の森 陽樹投手(2年)がセンバツ初登板で4回2安打1失点に抑えると、5回からは中野 大虎投手(2年)が5回を2安打1失点。2年生のリレーで、昨年夏4強のメンバーが多く残る神村学園打線を封じた。森陽はそれでも「甲子園のマウンドで、魅せてやるという気持ちが強くて力んでしまった。自分はもっとできると思います」と満足せずに次戦での本領発揮を誓った。

3回に2点適時三塁打をマークした徳丸 快晴外野手(3年)は「左投手が多いチームでしたが、自分の打撃ができた。打ったあとの打席の内容が良くなかったので、修正したい」と話せば、1安打を含む強烈な打撃で甲子園を沸かせたラマル ギービン ラタナヤケ内野手(3年)も「また欲が出てしまった。ヒットの延長がホームランという心境でいきたい。次の試合では自分の形を意識していきたい」と、現状に満足せず、準々決勝でのさらなる活躍を誓っていた。

西谷監督は春夏通算で甲子園69勝目。68勝で並んでいた元智辯和歌山(和歌山)監督の高嶋 仁氏を抜いて、歴代単独トップとなった。西谷監督は「私どうこうの勝ち星ではなく、ここまでの勝利というのは、これまでの偉大な大阪桐蔭OBたちが築き上げた数字だと思います」と謙虚な姿勢は崩さなかった。

神村学園は9回にも1点を奪って2点差まで詰め寄ったが、粘りは届かなかった。初戦で本塁打をマークしていた正林 輝大外野手(3年)は4打数3安打1打点の活躍。「単打や長打のどちらも打てて良かった。速球投手については去年の仙台育英(宮城)で150キロの投手を見ているんで、慣れている。打撃は自信になったので、走塁、守備を磨いていきたい」と夏へのさらなる成長を目指す。

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この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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