仙台育英は投打で圧倒し、2年連続ベスト4、佐々木麟太郎は無安打に終わる
<第105回全国高校野球選手権記念大会:仙台育英9-4花巻東>◇19日◇準々決勝◇甲子園
仙台育英(宮城)が投打で花巻東(岩手)に圧倒し、2年連続のベスト4入りを決めた。
0対0で迎えた3回、満塁のチャンスから5番・尾形 樹人捕手(3年)の2点適時二塁打で先制。さらに6番・鈴木 拓斗外野手(2年)の2点適時打で4対0とする。その後も強打で次々と追加点を挙げ、7回には尾形の今大会2本目となるソロ本塁打で9対0とした。
投げては先発・湯田 統真投手(3年)が今大会最速151キロをマークするなど、4回無失点8奪三振の快投を見せた。
意地を見せたい花巻東は9回、打者9人の攻めで、4点を奪って追い上げたが、及ばなかった。高校通算140本塁打のスラッガー・佐々木 麟太郎内野手(3年)は無安打に終わった。