坪井(山村学園)、米田(市立和歌山)、金田(浦和学院)、鈴木(東海大菅生)、黒田(九州国際大付)、宮城(浦和学院)
夏直前!高校生期待度ランキング2022
・50位-41位 超高校級右腕、大型スラッガーが続々ランクイン
・40位-31位 全国レベルの左腕、速球派右腕、大型外野手、スラッガーをリストアップ
・30位ー21位 全国実績十分のコンビ、春ブレークの強打者、復活傾向の大型右腕をピックアップ
・20位-11位 世代屈指のスラッガー、遊撃手、左腕、二刀流など実績豊富な超高校級の逸材がランクイン
・10位-1位 スタープレイヤーが揃う中、トップに輝いた逸材は?
高校野球ドットコム人気企画の高校生期待度ランキング。今年も50人の選手をリストアップした。今回は30位ー21位の選手を紹介したい。今回紹介する選手たちもハイレベルな選手が揃っている。
30位〜26位
金田 優太(浦和学院)
30位 金田 優太内野手(浦和学院=埼玉)
今年のセンバツでも大当たりを見せた遊撃手。強肩が光る遊撃守備に加え、ドラフト候補レベルの投手が投げ込む変化球にも難なく対応ができるバットコントロールもある。全く駄目な日がほとんどないというぐらい頼りがいのある選手。
29位 宮城 誇南投手(浦和学院=埼玉)
左腕の好投手が多いこの世代で、安定感は一番。センバツでの快投が評価を高めた。アウトローにしっかりと投げられる制球力の高さは一級品。宮城より速い左腕は増えているが、結局一番勝つ投球ができそうな投手だ。
28位 田中 多聞外野手(呉港=広島)
この夏にかけて急浮上した大型スラッガー。183センチ、83キロと恵まれた体格の左投げ大型外野手。本塁打も大きく伸ばしているということもあり、急激に評価を高めている。身体能力も高く、夏次第では一気に評価を高め、本指名の可能性もある。
坪井 蒼汰(山村学園)
27位 坪井 蒼汰内野手(山村学園=埼玉)
今年の春季関東大会、市立船橋戦で2本塁打を放ち、一気に話題となった強打の三塁手。ファーストストライクから積極的に振っていく打撃姿勢が評価され、確実にコンタクトできる打撃技術の高さも見逃せない。三塁守備も鍛えられており、強肩が光る。関東大会から高卒プロに行きたいと話していた坪井。最後の夏も別格の活躍を見せることができるか。
26位 茨木 秀俊投手(帝京長岡=新潟)
夏になると、最速140キロ後半の速球を投げる右投手が多くなる中、現時点では最速145キロだが、完成度の高い投球フォームを身に付けており、将来性の高さを高く評価するスカウトも多い。果たして夏にインパクトある投球を見せられるか。
[page_break:25位〜21位]
夏直前!高校生期待度ランキング2022
・50位-41位 超高校級右腕、大型スラッガーが続々ランクイン
・40位-31位 全国レベルの左腕、速球派右腕、大型外野手、スラッガーをリストアップ
・30位ー21位 全国実績十分のコンビ、春ブレークの強打者、復活傾向の大型右腕をピックアップ
・20位-11位 世代屈指のスラッガー、遊撃手、左腕、二刀流など実績豊富な超高校級の逸材がランクイン
・10位-1位 スタープレイヤーが揃う中、トップに輝いた逸材は?
25位〜21位
鈴木 泰成(東海大菅生)
25位 安西 叶翔投手(常葉菊川=静岡)
右サイドから140キロ後半の速球を投げ込む右腕として評判の逸材。オーバースローのドラフト候補が多いだけに、右サイドの強みを発揮し、評価を高めることができるか。
24位 黒田 義信外野手(九州国際大付=福岡)
下級生時代は堅守の内野手だったが、昨秋から外野手に転向。抜群の脚力を生かして、攻守で大躍動している。高い打撃技術で安打を量産。俊足を生かして二塁打、三塁打も量産する。走攻守すべてにおいてハイレベルだ。
23位 鈴木 泰成投手(東海大菅生=西東京)
西東京の主役になりそうな投手がついに復活した。昨年のセンバツや春季大会で好投し、潜在能力の高さを評価されたが、故障により手術を受けた。じっくりとしたリハビリを経て、春季大会後の練習試合・大阪桐蔭戦で好投して勝ち投手になった。その後の強豪との練習試合でも圧巻の投球を続け、評価は日増しに上がっている。140キロ前半の速球の回転数は好調時は2500に達する。スケールも大きく、強豪校相手に投球内容をまとめられる力がある。あとは、その能力の高さを公式戦の場で発揮するだけだ。
米田 天翼(市立和歌山)
22位 米田 天翼投手(市立和歌山=和歌山)
昨秋の時点で140キロ後半の速球に、フォーク、カットボール、カーブ、スライダーなど多彩な変化球を操り、チームを近畿大会ベスト8に導く投球をした。今年のセンバツでは花巻東(岩手)相手に、直球主体の投球で完投勝利、明秀日立(茨城)相手には、カーブを多用し、緩急を使った投球で完投勝利を収めた。大会後ではやや苦しい投球が続いているが復活すれば、全国レベルの投球が期待できるだろう。
21位 白浜 快起投手(飯塚=福岡)
191センチの長身から繰り出す140キロ中盤の速球、切れ味鋭い変化球が魅力的な大型右腕。昨夏、昨秋、今春の公式戦で好投し、多くのスカウトから注目される逸材となった。潜在能力の高さはピカイチ。万全の調整を行い、レベルアップした投球を見せることができるか。
(記事=河嶋 宗一)