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球児たちの4月の課題は?その取り組みを調査!【出動!球児に聞き隊!】

2017.04.12

 春季大会が進み、3年生の球児にとって残るは夏の大会のみとなりました。3年間の集大成、最後の大一番で力を発揮するためには日々の努力が必要になってきます。そこで今回は球児たちが今課題にしていることを調査しました!

球児たちの4月の課題は?

ロングティーで飛距離アップ!
取材を進めていく上で、飛距離アップを課題にしている球児が多く見受けられました。「自主練の時は飛距離アップのためにロンティーをやっています」と、自主練では飛距離アップのために様々なティーバッティングを行なっているようです。社会人野球の強豪・富士重工業は選手の数だけティーがあり、それぞれその特徴を知ることを重要視しています。こちらの動画もチェックしてみよう!

実践を意識した素振りでバットコントロールを磨く!
「バットコントロール」を課題としている球児が多くいました。そのための取り組みとして、自主トレでは素振りを重点的に行なっているとのこと。ある球児は「素振りをするときは狙い球を絞って打ち返すイメージでやっています」と話してくれました。素振りの重要性は強豪校でも説かれ、田村 龍弘選手(千葉ロッテマリーンズ)や北條 史也選手(阪神タイガース)を輩出した八戸学院光星では数種類の素振りを行っています。

ひたすらノックを受けて守備力アップ!
エラーや一つのミスで流れが変わってしまうスポーツである野球では守備の確実性は非常に重要です。その確実性は日々の練習抜きでは決して上がることはありません。守備力に定評のある大和選手(阪神タイガース)は小学生の頃から壁当てを行い守備力を磨き上げました。球児からは「大事なところでエラーをしたくないので毎日ノックを受けています」や「基本に忠実に、しっかりと捕って投げるということが大切なのでそこを意識して自主練習を行っています」という声があがりました。

 今回の調査では球児たちの今の課題や、そのためにしている自主練習について知ることが出来ました。自主練習では全体練習で補いきれない基本の部分を重点的に鍛えている球児が多いようですね。今後も、各地の球児を直撃し、考えの傾向やトレンドを紹介していきたいと思います!乞うご期待!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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