都立荒川商業高等学校（東京）
東京都足立区の隅田川と荒川に挟まれた地区にある都立荒川商業高校は、1年生時に全員がビジネスの基礎科目を学び、2、3年生ではそれぞれの希望や進路、時代に即したITビジネスなど、目指す職業ごとに専門を学べる都立高校です。また、商業高校らしく珠算部もあり、全国大会に出場を果たしています。
野球部は、メンバー登録11名で挑んだ今年の春季大会、ブロック予選2回戦で都立府中に7対0と7回コールドで勝利するも決勝で世田谷学園に4対7で敗退。この試合、突き放されかけるも負けじと点を取り返し喰らい付く強さを見せました。
そんなメンバーに新入生が加わり、さらにパワーアップした都立荒川商野球部を主将の五十嵐 昴君に紹介していただきましょう！
チーム基本情報を紹介！
■ 都立荒川商の五十嵐 昴君（学年：3年/役職：主将）にお話をうかがいました！
Q. 部員は何人いますか？
1年生が6人、2年生が6人、3年生が6人の計18人です！
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか？
16時から19時まで練習をしています！
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
定時制があり、17時までしか校庭を使用できないため、シニアのグラウンドを借りて練習をしています！
借りられるグランドがあるのは良いですね！
今年のチームについて
五十嵐 昴主将（都立荒川商業高等学校）
Q. 今年のチームのウリ（セールスポイント）を3つ教えてください。
「元気」「笑顔」「努力」の3つがウリです！
Q. どれも大切ですよね！春季大会を振り返ってみて収穫や課題などはありましたか？
収穫は強豪校と良い試合ができた自信です！課題は、守備で不安なところがある点です。
Q. 野球部登録が11人で春季大会では1勝をしました。1年生が入部して、野球部はさらにレベルアップできそうですか？
1年生のレベルがとても高く、2、3年生に良い刺激になっています！
Q. 嬉しい刺激ですね！荒川商野球部は、学校ではどんな存在ですか？
芸人です！雪かきや、桜の散った花びらの掃除も行っています。
Q. みんなの盛り上げ役なのですね！夏を迎えるにあたって、現在どんな気持ちで練習をしていますか？
夏まで時間が少ないので、1日1日を大事にし「勝」を目標に一生懸命頑張っていきたいと思います！
Q. それでは、このチームのキーマンを教えてください。
須田 大雅です！
Q. 須田君は、どんな選手ですか？
エースの自覚が強く、後輩に「背番号1」を取られないよう日々努力をしている選手です。とても負けず嫌いです！
負けず嫌いは、成長には欠かせない要素ですね！
続いて須田 大雅君（副主将）と永田 敦也君の2人にお話を伺います！
須田 大雅副主将（都立荒川商業高等学校）
Q. 高校野球のどんなところが好きですか？
須田 大雅（以下「須田」）：あっという間に夏が来て、その夏に何が起きても仲間みんなで頑張ったことが大きな思い出になり、みんなで思い切り泣けるところです！
永田 敦也（以下「永田」）：自分も、みんなで一生懸命になれるところが好きです！
Q. 高校野球の醍醐味ですよね！では、一番好きな練習は何ですか？
須田：ロングティーです！
永田：ティーバッティングが好きです！
Q. 逆に、キツイと感じる練習は何ですか？
須田：特守（守備の特訓）ですね…。
永田：冬練などの走ったりするトレーニングがキツいです。
Q. では、引退までにこの高校と対戦してみたいという学校はどこですか？
須田：足立新田です。都立の星と言われていたこともあるほどの、足立区の実力校なので！
永田：王子総合ですね。以前から興味があったので！
Q. 一番好きな応援歌は何ですか？
須田：「アフリカンシンフォニー」と「必殺仕事人」です！
永田：「ルパン三世」のテーマ曲です！
Q. それでは最後に、お2人が野球をする上でモットーにしている、好きな言葉を教えてください！
須田：「気持ち」！
永田：「ひたむきに何でも一生懸命楽しむこと！」
ありがとうございました！
指導者が語る！このチームの強み
■石川 和也監督に質問！
Q. 新チームが始まってから、どのようにチームを作り上げてきたのでしょうか？また夏に向けて、どんなチームを目指していますでしょうか。
チャンスやピンチに強いチームにしたいと思って作ってきました。このチームは技樹的には高いものを一人一人が持っていますが、試合になるとチャンスでの1本が打てない、ピンチで守れないという状態が続きました。強い心を作るのは厳しい練習を耐えることしかないと思い、冬場のトレーニングやノック、そして打撃練習などで必死になることを常に言い続けました。その成果は、春大会の世田谷学園戦での粘りにも出てきたので、夏を楽しみにしています！
これまでの成果を夏に発揮できることを期待しております！お話を聞かせていただき、ありがとうございました！
