東東京は準々決勝!二松学舎大附vs上野学園、修徳vs東亜学園の見どころをチェック!
平間陸斗(二松学舎大附)
24日、東東京大会も準々決勝2日目。今回も24日に行われる準々決勝2試合に見所を紹介していきたい。
二松学舎大附vs上野学園
二松学舎大附はエース・市川睦は5回戦で4回10奪三振の好投を見せるなど、力のあるピッチングを見せている。打線は3番平間陸人、4番永井敦士の強打者コンビに注目。ここまで平間が勝負強さを発揮しているが、永井も本来の打撃ができるようになると楽しみだ。一方、上野学園は傍島 開平がどれだけ粘り強い投球ができるか。打線は5回戦でコールド勝ちしているように、1つのきっかけから得点を加点にしていきたい。二松学舎大附は投打ともに安定感十分だが、上野学園はここまで快進撃で勝ち上がってきた勢いがある。それを発揮したい。
修徳vs東亜学園
昨夏準優勝の東亜学園も、接戦を制しながら勝ち上がってきた。強打の4番・土岐大聖は長打力が増してきた。投手陣では継投で勝ち上がってきたように、勝負所でどう継投策を仕掛けるかが、ポイントになりそう。一方、修徳は正捕手・宮本博文の存在感が大きく、修徳の投手陣は突出とした球速、変化球を持った投手はいないが、それでも勝ち進むことができているのは宮本のリードによるところが大きい。守備も堅実で、打線も犠打、エンドラン、盗塁を絡ませ、小刻みに点を重ねる好チーム。1点を争う好勝負が期待できそうだ。
(文・構成:河嶋 宗一)