超強肩捕手・二俣翔一(磐田東)など有力捕手の映像を見ながらスローイングを学ぶ!
捕手の華といえば、スローイングだ。今回は強肩捕手のスローイングを紹介しつつ、彼らが意識しているポイントについて紹介したい。
戸丸秦吾(健大高崎)
最速1.7秒台
スローイングのポイント:肩の入れ替えと左肩から右肩を入れ替えるときの捻転の動きで投げる。
土井翔太(郡山)
最速1.79秒
スローイングのポイント:左足からステップを踏むことを意識して投げる。
二俣翔一(磐田東)広島育成1位
最速1.79秒
スローイングのポイント:素早いステップも大事だが、それよりもコントロールよく投げること。低い軌道で投げられるために、塁間より少し離れた距離から強めのキャッチボールを行う。
古川裕大(久留米商-上武大)北海道日本ハム3位
スローイングのポイント:スローイングで右足、左足をリズムよく使うことを意識する。
坂本勇人(唐津商)巨人育成6位
スローイングのポイント:左足を先に出して投げる。
ピッチャーの頭をめがけて投げる
釣寿生(京都国際)オリックス育成4位
スローイングのポイント:スローイングの足の運びを相手打者の左右で変える。右バッターだったらノーステップ。左バッターではステップしやすいので、ステップ。
いかがだっただろうか。
プロ注目捕手もただ肩が強いのではなく、身体の使い方、ステップなどあらゆる部分で意識して自分がスローイングしやすい形をつくっているのが分かる。ぜひスローイング映像を見ながら、練習に生かしてほしい。
(記事=河嶋 宗一)