Column

日本大学第三高等学校 【東京代表】

2010.11.04

日本大学第三高等学校東京9年ぶり5回目一覧へ戻る

チーム紹介

  • 昨年の選抜でイニング最多連続打安打9の大会タイ記録をつくるなど「強打の日大三」を全国に示し準優勝した日大三。夏こそは全国制覇と挑んだ選手権大会では延長14回の激闘の末に西東京大会準決勝で敗退した。選抜で決勝の舞台を経験しながら予選で敗れた夏を越えて、再び全国の舞台に立つ。 
  • 東京は強豪校がこぞって予選や本大会序盤で姿を消す波乱の大会となった。その中で日大三は頭一つ抜きん出た存在として勝ちあがってきた。選抜でスタメンの高山・畔上・横尾と、登板のあった投手の吉永や捕手を務めた鈴木、代打出場のあった清水など経験豊富なメンバーがそろう。
  • 東京大会では4番横尾の3本塁打を筆頭に1番高山や下位打線の菅沼や金子にも一発があり、どこからでも点をとれる「強打の日大三」は健在だ。その反面、力んで凡飛を繰り返し、試合の中盤で打線が沈黙する場面があった。強打の中にも隙は伺える。

投手紹介

  • 日大三のエース吉永健太朗(2年 右/右 182センチ77キロ)は今年の東京を代表する本格派右腕。選抜も経験し、そして夏の西東京大会準決勝ではマックス147キロを計測。順調に高い素質を伸ばしている。しなやかな腕の振りから投げ込む直球は常時130キロ前半~後半。マックスは140キロを計測した。調子は悪かったが、ストレートは伸びており、球速表示以上のものを感じさせるものがある。

公式戦8勝0敗

  勝ち上がり   相手
東京都一次予選 1回戦 7 – 0 豊島学院
2回戦 10 – 0 都立日野台
代表決定戦 13 – 0 成城学園
東京都本大会 2回戦 6 – 3 都立千歳丘
3回戦 6 – 3 世田谷学園
準々決勝 8 – 1 佼成学園
準決勝 12 – 0 都立昭和
決勝 4 – 0 国学院久我山

東京大会での登録選手

背番号   名前 学年 身長 体重
1   吉永 健太朗 2 182 77
2   鈴木 貴弘 2 170 75
3   金子 凌也 1 179 75
4   谷口 雄太 2 176 70
5   横尾 俊建 2 176 83
6   清水 弘毅 2 175 75
7   菅沼 賢一 2 180 74
8 畔上 翔 2 177 81
9   高山 俊 2 181 78
10   飯田 明宏 2 174 74
11   中野 将 2 164 67
12   中平 達志 2 178 71
13   関谷 健太 1 177 75
14   酒巻 太一 1 172 79
15   山中 裕介 1 178 69
16   富岡 優太 1 173 72
17   鑓田 裕貴 1 174 72
18   平田 智也 2 174 70
19   関 悠平 2 185 76
20   田中 健太 2 183 83
記録員 宮之原 健
記録員 箱田 一平
監督 小倉 全由
部長 白井 洋

決勝でのオーダー

ポジション 名前
高山 俊
谷口 雄太
畔上 翔
横尾 俊建
清水 弘毅
金子 凌也
菅沼 賢一
吉永 健太朗
鈴木 貴弘

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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