新田、悲願の夏初勝利!好投手・高須から好機逃さず
初の夏甲子園出場を決めた新田 ※写真提供:フィールドスポーツ出版<EPS>
試合が動いたのは2回、静岡・高須大雅から新田5番・新納 蒼大がヒットなどで一死一、三塁とする。ここで8番・向井 駿貴がスライダーに上手くバットを合わせてライト前へ。これで新納が先制のホームを踏み、新田に先取点が入った。
追いつきたい静岡は3回まで新田の先発・向井の巧みな投球の前にホームを踏むことが出来ず。
6回、一死から山本 聖也がヒットで出塁してチャンスを作ると、9番・山内 欣也が静岡・高須の真ん中付近の変化球を捉えて、ショート頭上を越すタイムリーで2点目が入った。
静岡・高須は6回途中でマウンドを2番手・鈴木 脩矢に譲り、ライトへ回った。6回途中2失点と変化球主体に投じたが、苦しい投球となった。
反撃に転じたい静岡は、7回に糸口をつかんだ。
先頭の高須がヒットで出塁すると、送りバントなどで一死一、三塁から新田の守備の乱れで1点を返す。さらに8番・山本 和輝のタイムリーで試合を振りだしに戻した。
高須からマウンドを引き継いだ鈴木 脩矢が粘りたいところだったが、直後に1番・長谷川 聖天のタイムリーなどで2点を加えて再び試合の主導権を握った。
このまま新田が逃げ切り、4対2で勝利した。
<高須大雅>
最速145キロ
ストレート平均球速:139.63キロ
■ベンチ入り選手一覧
・高校通算26本塁打がキーマン 初出場・新田の精鋭18名
・192センチ右腕が牽引 堅守・静岡の主力選手たち
■大会日程・応援メッセージ
■第103回全国高等学校野球選手権大会
■8月10日の試合