世界の高校球児にインタビュー!ニカラグア・バネガス選手「ドジャースのマイナーで最も学んだこと」
【プロフィール】
LOAISIGA VANEGAS Mike Stanley
所属:ロサンゼルス・ドジャース マイナー
ポジション:三塁手
生年月日:1999年08月29日
身長:180センチ
体重:75キロ
投打:右投げ左打ち
第28回に出場しているニカラグア。中央アメリカにあるニカラグアは野球が盛んな国として知られ、昨年はU-23大会にも出場するなど、国際経験も豊富。ニカラグア出身の有名なメジャーリーガーといえば、通算245勝のデニス・マルティネスが有名です。今回はニカラグアチームのコーチとしてベンチ入りしている阿部翔太さん(桜美林大出身)にご協力いただき、現在、ドジャースのマイナーリーグでプレーしているバネガス選手(LOAISIGA VANEGAS)
選手にインタビューしました。
―― ドジャースでは何年間プレーしていますか?
バネガス:2年間プレーさせてもらい、多くのことを学ばせてもらっています。
―― ドジャースではどんなことを課題に練習していますか?
バネガス:打撃、走塁、守備すべてですね。ドジャースにきてから、自分でもだんだん上手くなっていると思います。ドジャースで一番学ばさせてもらっているのは、メンタル。モノの考え方を学んでいます
―― モノの考え方といいますと?
バネガス:試合をやる前の行動、準備ということを学んでいますね。
―― 今回の世界大会を経験したものは得たものは大きいですか?
バネガス:予選ラウンドではあまり良い試合ができず、次の順位決定戦で良い試合ができればと思います。
――最後に将来の夢をお願いします。
バネガス:メジャーリーガー、それしかないです。
バネガス選手、ありがとうございました。バネガス選手は非常に肩が強い選手で、三塁からのランニングスローから放たれる球筋を見ると、さすがマイナーでやっている選手だと感じさせられます。阿部さんによるとニカラグアの選手はU-18世代でもまだマイナー契約している選手がいるようですが、今回は帯同できなかったようです。
選手1人1人ポテンシャルは高く、阿部さんは、「才能ある選手はいます。ただチームのために考える、チームメイトのために何ができるか。という考えがニカラグアの選手はまだ足りません。思いやりをもって行動すること、プレーすることを教えています」といいます。1つ1つの国際大会の経験の積み上げから、ニカラグアが強くなっていくことを期待しています。