第66回 千葉ロッテマリーンズ 唐川侑己選手2011年06月07日


 成田高時代、2年春のセンバツ初戦の小松島戦で10三振を奪い、一躍注目を集めた唐川侑己。3年春のセンバツでは、初戦・広陵戦で延長12回の末、1対2で敗退。最後の夏は、県大会5回戦・東海大浦安戦で延長14回を投げ抜き、0対1で敗れたが、キレと伸びある真っ直ぐを武器に27イニング無失点の記録を打ち立てた。その年のドラフトでドラフト1巡目でロッテに入団。プロ4年目となる今季は4勝1敗、2完封(5月27日現在)と活躍中。その唐川投手から今回、夏まで残り1か月を迎えた球児たちに向けてメッセージをいただきました。

【目次】
■プロ4年目の活躍
■高校時代を振り返って
■キレと伸びのある真っ直ぐを磨くコツ
■夏の予選に向け今からレベルアップできること


プロ4年目の活躍

"気持ちの面でも余裕を持って"

――まずはプロ4年目の今年も、すでに4勝を挙げ、2完封と好調ですね。

唐川選手(以下「唐」) 今は結果がついてきてるって感じです。とくに去年と比べて、大きな違いはないのですが。ただ、今までプロで3年間やってきた中で、色々考えることもあったし、投げてるときにも色んなことを考えながら投げれるようになりましたね。気持ちの面でも余裕を持って投げられるようになりました。

――とくに自分が変化したなと思う部分は?

「唐」 そうですね、例えば次の球を投げる意味とか。この場面でこれだけはやっちゃいけないとか、こういうところは気を付けて投げようとか。そういう所を自分で理解できるようになりました。

 具体的にいうと、例えば2ナッシングからアウトコースのスライダーのサインが出たら、別にそれはストライクに投げる必要はないですよね。それが、たとえワンバンとかバッターが振らないようなボールでも2ストライクから勝負できる。

でも、もし2ナッシングから、そこでスライダーがストライクにいって打たれたら後悔するじゃないですか。これは基本的なことを例に挙げましたが、こういった配球ひとつでも理解しながら投げられるようになりました。