第1000回 憧れは中田翔!2年生4番・西野力矢(大阪桐蔭)はチームの勝利の為に打ち続ける2019年06月23日

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【目次】
[1]ボールボーイとして連覇した先輩たちの凄さを目の当たりにしてきた
[2]夏では4番打者にふさわしい打撃を

 6月17日から大阪桐蔭特集がスタート!17日連続で記事を掲載していきます。大阪大会夏3連覇を狙う大阪桐蔭の選手たち、OBたちを取材し、大阪桐蔭の魅力をたっぷり伝えていきます。今回は2年生ながら4番を務める西野力也に迫っていきます。

 逸材揃いの大阪桐蔭で、1年秋から4番に座り続ける西野 力矢。180センチ89キロとスタイリッシュな選手が多い近年の大阪桐蔭において、中村剛也を思い出させるようなスラッガー体型から本塁打を量産。高校通算14本塁打(2019年5月31日時点)は2年生ながらチームトップを走る。
 そんな西野はどんな意識で日々の練習に取り組み、上達をしているのか。選手として初めて夏を迎える西野に想いを聞いた。

ボールボーイとして連覇した先輩たちの凄さを目の当たりにしてきた



西野力矢(大阪桐蔭)

 西野が野球を始めたのは兄・西野詠吉選手(ミキハウス)の影響が大きい。3歳の時、兄の影響を受けて、3歳のときから野球を始めた。小学校時代は大阪泉州ボーイズに所属。自慢の長打力は小学校から自信があった。中学ではボーイズ、シニアなど連盟に所属していない南大阪ベースボールクラブに所属する。

 「練習試合があって、その時期になってきたら遠征して試合をしているチームでした」

 ちなみにこのチームから大阪桐蔭に進んでいる選手が多く、OBには青柳 昴樹(横浜DeNA)、松山 心(大商大・3年)、道端晃大(同志社大・1年)がいた。練習試合中心ながら、西野は長打力を発揮しており、中学通算35本塁打を放っている。とはいえ、大阪桐蔭のような名門校に進む意識はなかった。

 「だから誘われた時、驚いたんです。でも、大阪桐蔭に対する憧れはずっと持っていて、子供の時、紀三井寺球場で行われた近畿大会で、中田 翔さんのかなり遠くまで飛ばしたホームランを生で観て、あとは藤浪 晋太郎さんとかも観て、カッコいいなと思っていました」

 大阪桐蔭の選手は凄い。そんな憧れの感情は入学してからも変わりなかった。
 「甲子園で優勝している3年生達はフリーバッティングから打球の勢いが違ったので、凄いなと思いました」

 そして西野は3年生に気に入られ、「中川さん、藤原さんを筆頭に多くの3年生によくしてもらいました。みんな優しかったです」と照れる西野。その後も、Aチームのノックに入ったり、最後の練習試合でも一緒に帯同。1年夏、ベンチ入りはならなかったが、ボールボーイとして、グラウンド上から先輩たちの姿を目に焼き付けた。



打撃練習中の西野力矢(大阪桐蔭)

 「生で凄いのが観られたので、嬉しかったですね。本当にスタンドで見るのと違って、見え方が全然違います。履正社戦の逆転劇は1人で盛り上がっていました!先輩たちはああいう大歓声の中で普通にやっているというのが凄くて、応援とかも凄くて、グラウンドに立ってないのに緊張しましたね」

 そして甲子園が終わり、西野は打撃でアピールし、1年秋にレギュラーの座を獲得する。デビューした堺工科戦でいきなり満塁本塁打を放つ。
 「振るだけということを考えて練習をしていたといいますか、当たってくれたんで良かったです」

 さらにこの試合では2本目の本塁打を放ち、「無我夢中で打席に入っていて、自分でも驚きの結果でした」と振り返る。これまでボールボーイとして、グラウンドを見つめていた西野だったが、いざ背番号をもらってプレーをすると緊張感が違った。

 「緊張しました。ユニフォームに背番号つけてプレーすることは、重さを実感しました」

 そしてクリーンナップを打ち、近畿大会も経験するが、勝負強い打者となって打点を稼がなければならないことを実感した。
 「点を取れる場面で打点が取れなかったので打点を取ることと、守備をもっと上手くしていかないとダメだと思いました」

 冬場の個人練習では自分の攻守を見つめ直した。

【次のページ】 夏では4番打者にふさわしい打撃を

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プロフィール

西野力也(大阪桐蔭)
西野 力也(にしの・りきや)
  • 大阪桐蔭
  • ポジション:内野手
  • タイプ:右投げ右打ち
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