2025年の第77回春季東北地区高校野球福島県大会は24日、準決勝が行われ、学法石川聖光学院が勝利。6月10日から山形で開催される東北地区大会への出場を決めた。

 聖光学院は9回サヨナラの5対4で光南に競り勝った。5回を終わって1対4とリードを許したが、6回に2点、7回に1点を返して追いつくと、9回裏に仁平 大智捕手(3年)のサヨナラ打で1点を挙げて劇的勝利をつかんだ。光南聖光学院の夏の大会連勝を止めた21年準々決勝の再現まで、あと1歩だった。聖光学院が21年秋から8季連続の東北大会出場となった。

 学法石川は延長10回タイブレークの末に、5対3で田村に競り勝った。2対0とリードして迎えた5回に3点を奪われ、一時逆転を許したが、8回に同点に追いついて延長戦へ。10回表に2点を奪って逃げ切って、3年ぶりの東北大会出場を手にした。

 決勝と3位決定戦は25日に予定されている。

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