第236回 自宅でできる新年に向けたスタートダッシュ2019年12月31日

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【目次】
[1]基本的な体力を維持する/ウォームアップ代わりに縄跳びを
[2]体のしなやかさを意識する/ランニングはインターバル走や短ダッシュを中心に/自宅でできる新年に向けたスタートダッシュ


 こんにちは、アスレティックトレーナーの西村典子です。

 いよいよ年末も押し迫ってきました。皆さんの2019年はいかがだったでしょうか? お正月休みはのんびり過ごす人も多いと思いますが、2020年の高校野球生活がより充実したものになるよう、冬休みの間にもできることをコツコツと行っておきたいものですね。今回は野球選手が自宅で一人でも取り組めるトレーニングやコンディショニングなどをご紹介したいと思います。

基本的な体力を維持する



自重トレーニングは限られたスペースでも取り組むことができる

 全体練習がない時期は自分で体を動かさないと、今まで鍛えた筋力や筋持久力などが落ちてしまうことが考えられます。極端にガクッと減るものではありませんが、自宅でも合間を見ながらトレーニングを行うことで筋力や筋持久力などを維持するように努めましょう。

 近くに通えるジムなどがあればそこで体を動かすことも可能ですし、自宅でも自分の体重を使って自重トレーニングを行うことでもよいでしょう。今では自重トレーニングを紹介しているアプリや動画などもありますので、こうしたものを見ながら続けることも一つの方法です。下肢筋力や体幹などを優先しながら行うようにしましょう。

ウォームアップ代わりに縄跳びを


 近くの公園などでキャッチボールなどができる場合はボールを握る練習をすることもあると思います。そのときにいきなりボールを投げ始めるのではなく、ジョギングなどで体を温めてから行うことを心がけましょう。

 自主練習ではウォームアップを短い時間で済ませてしまいがちですが、このときに役立つのが縄跳びです。ジャンプ動作は短時間で心拍数が上がるため、体が温まりやすく、縄さえあれば一人でも手軽にできるものです。跳び方にもいろいろ種類がありますが、前回しや二重跳びだけではなく、後回しでゆっくり跳ぶようにすると「まっすぐな姿勢」と「つま先着地」を意識することができるのであわせて行うとよいでしょう。

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プロフィール

西村典子
西村 典子 トレーナー
  • ■ 生年月日:1970年12月5日
  • ■ 出身地:大阪府
  • 奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。野球用品メーカーにて勤務後、トレーナーとして10年以上にわたり高校野球・大学野球の現場にたずさわる。野球現場での活動を通して自分たちで自分の体をマネジメントする「セルフコンディショニング」の重要性を感じ、チーム・選手・指導者にむけてスポーツ傷害予防や応急処置、トレーニング(ストレングス&コンディショニング)に関する教育啓蒙活動を行っている。

    一般雑誌、専門誌、ネットなどでも取材・執筆活動中。また整形外科ドクターと野球の傷害予防に関する共同研究活動なども行っている(現在の研究テーマは手指血行障害について)。

    現在、東海大学硬式野球部アスレティックトレーナーをはじめ、さまざまな高校野球部を担当中。
  • ・日本体育協会公認アスレティックトレーナー
    ・NSCA公認ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)
    ・NSCA公認パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
    ・日本スポーツ整形外科学会会員 等
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