第876回 センバツ甲子園を制した東邦を中心に享栄、至学館、中京大中京、豊川などが追う2019年04月10日

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【目次】
[1]Dブロックは東邦と西尾東、Cブロックは豊川と中京大中京の対決が濃厚
[2]Aブロックでは愛知啓成と至学館、Bブロックでは愛産大三河が有力

 13日から開幕する2019年 春季愛知県大会。平成最後の甲子園となった第91回選抜高校野球大会を制した東邦が出場する。甲子園の疲れもあろうが、やはり総合力は高く、優勝候補の筆頭となることは間違いない。その東邦を名古屋市予選を1位通過した享栄、2位の至学館が追う。それと、昨秋の東海大会ベスト4の中京大中京、三河の雄・豊川愛知産大三河。さらには、昨秋の3位決定戦で激闘を演じた春日丘西尾東も気になるところだ。

Dブロックは東邦と西尾東、Cブロックは豊川と中京大中京の対決が濃厚



大黒柱の石川昂弥君を中心に選抜甲子園で優勝を飾った東邦

 東邦のいるDブロックは昨秋のベスト4、昨夏の東愛知大会準優勝の西尾東が勝ち上がれば3回戦で東邦とまみえることになりそう。松井 涼太君、石川 昂弥君、熊田 任洋君らの東邦の強力打線を、西尾東山田 紘太郎君がどのように対戦していくのかも興味深い。西尾東は春の西三河予選も2位で通過。安定した力はある。その勝者と知多地区1位の大府か東三河3位の桜丘が対戦することになりそうだ。

 それを準決勝で待ち受けるCブロックは、豊川中京大中京の勝者とみるのが順当だ。東三河地区1位で、安定した力を示してきた豊川は2年生の米庄寛成君が成長してきており、菊間悠斗君、疋田好人君とコマも投手陣の豊富だ。

 中京大中京は、昨秋は東海大会ベスト4まで進出しながら津田学園に大敗して悔しい思いも経験した。球速のある高橋 宏斗君と左の板倉 駆君が2本柱。センスのいい2年生印出 太一君の打撃にも磨きがかかって期待がかかる。立ちはだかりたいのは愛知か。は、尾張地区2位校で、一発のある澤野聖悠君や吉田卓矢君らの打線は強力だ。

 このブロックでは1回戦で豊田大谷と当る小牧南安藤 大斗君が135キロ以上の速球で、やや荒れ球気味ではあるが面白い存在だ。勝ち上がれば、2回戦で当たる豊川もやや手こずりそうだ。また、岡崎工刈谷と、昨年この大会で中京大中京に大勝して注目された西春も侮れない存在だろう。

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プロフィール

手束仁
手束 仁
  • 生年月日:1956年
  • 出身地:愛知県
  • ■ 経歴
     愛知県知多市出身。半田高→國學院大81年卒。大映映像事業部など映像会社で、映画・ビデオなどの販売促進、営業等を経て、編集プロダクションに10年勤務後独立。
     99年に『熱中!甲子園』(双葉社)を仕掛け、を刊行。同年に『都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社・刊)で本格的にスポーツ作家としてデビュー。99年12月に、『アンチ巨人!快楽読本』(双葉社)を企画編集・執筆。その後、『ふたりの勇気~東京六大学野球女子投手誕生物語』、『高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)などを相次いで刊行。さらに話題作となった『甲子園出場を目指すならコノ高校)』(駿台曜曜社)、『野球県民性』(祥伝社新書)、『プロ野球にとって正義とは何か』、『プロ野球「黄金世代」読本』、『プロ野球「悪党」読本』(いずれもイースト・プレス)などを刊行。
     さらには『高校野球のマネー事情』、『スポーツ(芸能文化)名言』シリーズ(日刊スポーツ出版社)、『球国愛知のプライド~高校野球ストーリー』などがある。
     2015年には高校野球史を追いかけながら、大会歌の誕生の背景を負った『ああ栄冠は君に輝く~大会歌誕生秘話・加賀大介物語』(双葉社)を刊行し18年には映画化された。

     スポーツをフィルターとして、指導者の思いや学校のあり方など奥底にあるものを追求するという姿勢を原点としている。そんな思いに基づいて、「高校生スポーツ新聞」特派記者としても契約。講演なども國學院大學で「現代スポーツ論」、立正大で「スポーツ法」、専修大学で「スポーツジャーナリズム論」などの特別講師。モノカキとしてのスポーツ論などを展開。
     その他には、社会現象にも敏感に、『人生の達人になる!徒然草』(メディア・ポート)、『かつて、日本に旧制高等学校があった』(蜜書房)なども刊行。文学と社会風俗、学校と教育現場などへの問題提起や、時代と文化現象などを独自の視点で見つめていく。 そうした中で、2012年に電子メディア展開も含めた、メディアミックスの会社として株式会社ジャスト・プランニングを設立。新たなメディアコンテンツを生み出していくものとして新たな境地を目指している。
  • ■ 著書
    都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社) 
    甲子園への助走~少年野球の世界は、今』(オーシャンライフ社)
    高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)

    話題作となった
    甲子園出場を目指すならコノ高校(増補改訂)』(駿台曜曜社)
    スポーツ進学するならコノ高校
    東京六大学野球女子投手誕生物語~ふたりの勇気』(三修社)
    三度のメシより高校野球』(駿台曜曜社)
    スポーツライターを目指す人たちへ~江夏の21球の盲点』(メディア・ポート)
    高校野球に学ぶ「流れ力」』(サンマーク出版)
    野球県民性』(祥伝社新書)
    野球スコアつけ方と分析』(西東社)
    流れの正体~もっと野球が好きになる』(日刊スポーツ出版社)NEW!
  • ■ 野球に限らずスポーツのあり方に対する思いは熱い。年間の野球試合観戦数は300試合に及ぶ。高校ラグビーやバレーボール、サッカーなども試合会場には積極的に顔を出すなど、スポーツに関しては、徹底した現場主義をモットーとしている。
  • ■ 手束仁 Official HP:熱中!甲子園
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