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 9月の最後の土日である24日・25日。秋雨前線により多くの試合が順延となったが、今年は国体が10月2日から始まるため、この週末で準々決勝、準決勝を迎えるところが多い。その中で注目の地域を紹介していこう。

 今週末は、東北地区は3地区がクライマックスを迎える。岩手県は終了しており、夏甲子園出場の盛岡大附が部員10人の不来方(こずかた)を破って優勝。投打ともに安定した実力を発揮している。他の東北地区を見ると県内を代表する強豪がしっかりと準決勝まで勝ち上がっており、今年の東北大会はハイレベルな戦いとなりそうだ。

青森県
24日 準決勝 青森山田vs弘前工 八戸学院光星vs弘前東

 青森県は青森山田八戸学院光星の二強が順当に勝ち進んだが、八戸学院光星は初戦で八戸工大一の147キロ右腕・古屋敷 匠真を攻略して勝ち上がっており、非常に勢いのあるチームといえるだろう。

宮城県
24日 準決勝 仙台育英vs仙台城南 東陵vs利府

 仙台育英が順当に勝ち上がってきた。今年は140キロ左腕・長谷川 拓帆佐藤 世那(現・オリックス)の弟・佐藤 令央、俊敏な動きを見せる遊撃手・西巻 賢二を中心にタレント揃いの好チーム。準々決勝でも5回コールド勝ちを収めている。対する仙台城南は安定した投手力で勝ち上がってきた。また東陵は伝統の強打が健在で、準々決勝では古川学園を破っている。そして利府は、東北を逆転サヨナラで破り勢いに乗っている。準決勝は見応え満載の試合になりそうだ。

山形県
24日 準決勝 鶴岡東vs酒田南 日大山形vs酒田光陵

 夏甲子園出場の鶴岡東が順当にベスト4まで勝ち進んだ。強打が持ち味の鶴岡東だが、最速145キロ右腕・吉住 晴斗がおり、来年のドラフト候補として期待したい逸材である。また日大山形には強打者・鈴木 琉生がいるなど、楽しみな選手が多い。

神奈川県
24日 準決勝 横浜vs桐光学園 慶應義塾vs横浜商大高

 神奈川県は関東で最も早く、関東大会出場チームが決まる。横浜桐光学園この夏の準決勝でも対戦した。毎年激戦が多い両校の対決だが、今年はどちらも大エースというべき投手がいないので、打撃戦になる可能性は非常に高い。また二季連続決勝進出を狙う慶應義塾は主砲・正木 智也4回戦準々決勝でも本塁打を放ち、3試合連続本塁打もかかっている。対する横浜商大高は投手力が強力。強打の慶應義塾打線をどこまで抑えることができるか注目をしていきたい。

岐阜県
24日 準決勝 益田清風vs多治見 麗澤瑞浪vs美濃加茂

 順延続きとなった岐阜県準決勝は24日まで延びた。中京市立岐阜商を破った益田清風に注目したい。また県立岐阜商大垣日大といった伝統校がいない準決勝でフレッシュさを感じる方は多いのではないだろうか。

 他では石川富山兵庫などが24日に準々決勝を迎える。石川、富山は無事に消化できれば、25日に準決勝を迎える。雨で順延続きだが、ぜひ多くの地域が無事開催されることを祈りたい。

(文=河嶋 宗一

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