第227回 「地元の仲間と甲子園に行きたい」から始まった大船渡・佐々木朗希の3年間2019年10月02日

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[1]高2時の評価は「今年のドラフトでも1位」
[2]全国が衝撃を受けた高校生最速163キロ

 10月17日に行われる2019年プロ野球ドラフト会議。星稜奥川 恭伸や明治大・森下 暢仁らと並び、今年のドラフトの目玉の一人として注目されてるのが大船渡佐々木 朗希だ。最速163キロの未完の大器の交渉権を獲得するのはどの球団なのか。今回は、ドラフト前に佐々木の3年間の歩みを振り返ろう。

高2時の評価は「今年のドラフトでも1位」



佐々木朗希(大船渡)

 岩手県陸前高田市で育った佐々木は、東日本大震災の影響で大船渡市に移り、中学時代は大船渡一中では軟式野球部に所属。当時から140キロを計測するなど、県内では知られる存在だった。「地元の仲間と甲子園に行きたい」と進学した大船渡では、1年夏からベンチ入りを果たし、公式戦初登板でいきなり147キロを計測。大谷 翔平級の逸材が、またしても岩手に現れたという衝撃とともに、瞬く間にその名を全国に轟かせた。

 1年秋は登板なしで終え、迎えた2年春の県大会、公式戦初先発を果たすと、153キロを計測。夏には2回戦で完投勝利を挙げるなど、最速を154キロまで伸ばした。チームは3回戦で敗れたものの、当時の佐々木を観たスカウトたちが「今年のドラフトでも1位」と絶賛する投球を見せる。

 迎えた2年秋、背番号1を背負い岩手大会ベスト4入りを果たすも、3位決定戦で専大北上に敗れ、東北大会、翌春選抜出場が絶たれた。しかしこの大会でも済美・安樂 智大がマークした2年生最速タイとなる157キロを叩き出すなど、順調にその才能を伸ばし続けた。

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