目次

[1]授業中の話をきちんと聞くべし
[2]目標は2人揃っての東京六大学出場!

 東海大菅生日大三らをはじめ強豪校がひしめく全国屈指の激戦区・西東京。その西東京で昨夏、準優勝という結果を残したのが佼成学園だ。春、夏、そして秋を合わせて10年間で5度の都大会決勝進出を果たす強豪校だが、野球に限らずアメリカンフットボールは全国制覇を3度経験。高校アメフト界でも強豪として知られる。

 ここまでは部活動盛んな印象が強いが、勉強に目を向けると、偏差値は60前後と高い数字がある。進路実績を見ても、現役で今春の3月に千葉大学へ1名。中央大学には8名、そして明治大学には11名の現役合格者を輩出している。学校が掲げているという文武両道にふさわしい佼成学園の選手たちに、文武両道の秘訣を聞かせてもらった。

【選手プロフィール】
前野 唯斗・・・最速142キロ右腕。旧チームからベンチ入りし続ける。現在は文系コースにおり、2年生の時はオール5の成績を残している。
福岡 元翔・・・佼成学園をまとめるキャプテン。中学時代は世田谷西シニアで全国制覇を経験している一方で、理系コースで成績はオール5に近い。

授業中の話をきちんと聞くべし


――今回はよろしくお願いします。早速ですが、文武両道が出来ている理由から教えてください!
前野唯斗(以下、前野):野球の時は野球、勉強の時は勉強だけを考える。普段の生活からメリハリを付けて過ごせているから、両立できていると思います。

福岡元翔(以下、福岡):正直、文武両道はできていますが、難しいと感じながらやっています。ですが、藤田監督からは「勉強を頑張れない選手が、野球で頑張れるわけない」と言われているので、常に胸に刻んで毎日過ごしています。あとは、他の部活のクラスメイトも勉強をしっかりやっているので、それにつられてやっている部分はあります。

――勉強でも高い意識を持たれているお二人ですが、授業中はどういったことに気を付けていますか?
前野:授業中に強調して説明してくれているところを聞き逃さず、ノートにメモを書きます。また、あとでわからないことがないように、先生が例え話でも解説してくれたことも、ノートにメモをするようにしています。

福岡:自分も板書を写すことよりも、先生の話を聞くことが大事だと実感しています。どこがテストに出るか教えてくれることもありますので、それを聞き逃さないようにしています。あと、できるだけ授業中に内容を暗記出来るように話を聞いています。



福岡元翔の授業中のノート

――では、2人が実践している勉強のコツがあれば、教えてください!
前野:一番は授業をしっかりと聞くことだと思っています。些細なことでも大事なことを話してくださることもあるので、そういったことを聞き逃さないことが最も大事だと感じています。

福岡:数学に関してはとにかく問題のパターンが多いので、つい色んな問題に手を出そうとしてしまいます。ですが、参考書1冊を完璧に解けるようにした方が、問題の解き方を覚えます。色んなことをやって頭が混乱するよりも、同じ参考書を何度もやることがコツだと思います。

PHOTO GALLERY フォトギャラリー

写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。