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- 聖望学園 (埼玉)編「近年、上位争いを繰り広げる聖望学園のつながり」
第43回 聖望学園 (埼玉)編「近年、上位争いを繰り広げる聖望学園のつながり」2015年10月19日

左から鳥谷 敬選手(阪神タイガース)、川畑 諒太投手
【目次】
[1]1999年から強豪校の仲間入りを果たした聖望学園
[2]近年の卒業生
1999年夏に甲子園初出場を果たすと、2008年に選抜準優勝を果たし、その後も、県内上位に勝ち進み、埼玉を代表する強豪で知られる聖望学園。今回は過去の戦いぶりとこれまでの卒業生を紹介していきたい。
1999年から強豪校の仲間入りを果たした聖望学園
1951年(昭和26年)10月、学校が設立された聖望学園。
1980年に野球部が創部し、実力をつけてきたが浦和学院、春日部共栄、大宮東といった強豪校の壁は厚く、なかなか甲子園にたどり着くことはできなかったが、1999年についに甲子園初出場を果たした。
当時の主力選手は鳥谷 敬選手(阪神タイガース)。初戦の日田林工戦ではリリーフ登板を果たし、最速143キロの速球を魅せたが試合は逆転負けを喫した。
次に出場したのは2003年で、2回戦で香川西、3回戦では天理を下して初のベスト8入り。
そして2008年選抜では好投手・大塚 椋司(JX-ENEOS)の活躍で快進撃を見せる。初戦となった2回戦で小松島を2対0の完封で下すと、3回戦では履正社を7対5で破る。準々決勝では平安(現・龍谷大平安)に8対0で勝利し、準決勝では千葉経大附を4対2で撃破し初の決勝進出を決める。
決勝では沖縄尚学に敗れたが、準優勝を果たし、大きな足跡を残した。
2009年夏の甲子園を最後に甲子園からは遠ざかっているが、甲子園を狙える力はあるチームなので今後も楽しみである。

- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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