今年もスピード感のある中央学院は健在。西武台千葉を6回コールドで下し、2回戦へ



先発・村田次朗(中央学院)

<第75回秋季千葉県高校野球大会:中央学院13-3西武台千葉(6回コールド)>◇18日◇1回戦◇柏の葉公園野球場

 西武台千葉vs中央学院と実力校同士の一戦が行われた。

 3回表、中央学院が1番・中村研心内野手(1年)の三塁強襲安打で1点を先制した。その後、3番・村田次朗内野手(2年)の左前適時打、5番・川野晋弥外野手(2年)の適時二塁打など、この回は打者14人の攻めで、一挙8得点を奪う攻撃を見せた。

 西武台千葉は4回裏、4番・山田康太外野手(2年)の適時二塁打などで迎えたチャンスで、内野ゴロの間に1点を返したが、6回表、中央学院は再び犠飛や押し出しなどで一挙5点を追加し、13対2とした。6回裏、1点を返されたが、中央学院が13対3で西武台千葉を下し、6回コールド勝ちを決めた。

 中央学院の伝統的なスピード感のある野球は今年も健在だった。ヒットで出れば、とにかく次の塁を狙う。盗塁も狙う。走塁死、盗塁死もあったが、新チームからずっとチャレンジしてきたのだろう。だからこそ、その精度、そのスピードは明らかに県の中でも上位に入る。まだまだ正確性を高めないといけないが、チャレンジしなければ上達することはない。

 中央学院の積極的な走塁姿勢は半年後、1年後に大きく生きて、強みとなりそうだ。

 投手では一塁手でもある村田が先発5回途中まで2失点の力投を見せた。最速131キロの直球に、120キロ前半のスライダーをきっちりと投げ分け、ゲームメイクに成功した。2番手の臼井夕馬投手(1年)は右サイド気味のフォームから繰り出す130キロ前半の速球と、切れのあるスライダーを投げ分けていた。

 1年生、2年生がバランスよくベンチ入りした布陣で、さらに野手はスピードがあり、スイングも鋭い。大型スラッガーはいないが、総合力が高い野手が揃っている今年の中央学院。1年かけてどんなチームになるのか楽しみだ。

 敗れはしたが、西武台千葉の野手の力量は悪くなかった。特に4番の山田のパワフルなスイングは見応えがあり、大型スラッガーとして育つことを期待したい。正捕手の武井大翔(2年)も、スローイングが速く、シャープな打球を打ち返す好捕手だった。

(取材=河嶋 宗一

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