【パ・リーグ新人最新状況一覧】ソフトバンク1位前田は「特別待遇」、楽天・西武は5投手キャンプ一軍抜擢!日本ハムは2野手を!
前田悠伍、武内夏暉
日本のプロ野球の「正月」でもあるキャンプが、2月1日に始まる。24年シーズン、12球団が新たな布陣でスタートを切るが、今年の新人の状況をリーグごとにまとめてみた。
昨年秋のドラフトで、パ・リーグに指名された新人は以下の通り。(支配下のみ、★はキャンプ1軍もしくはA組スタート)
<オリックス>
1位 横山 聖哉内野手(上田西)
2位 河内 康介投手(聖カタリナ)
3位 東松 快征投手(享栄)
4位 堀 柊那(報徳学園)
5位 高島 泰都投手(王子)
6位 古田島 成龍投手(日本通運)
7位 権田 琉成投手(TDK)
<ロッテ>
1位 上田 希由翔内野手(明治大)
2位 大谷 輝龍投手(富山GRNサンダーバーズ)
3位 木村 優人投手(霞ヶ浦)
4位 早坂 響投手(幕張総合)
5位 寺地 隆成捕手(明徳義塾)
(ロッテのキャンプ振り分けは未発表)
<ソフトバンク>
1位 前田 悠伍投手(大阪桐蔭)
2位 岩井 俊介投手(名城大)
3位 廣瀬 隆太内野手(慶應義塾大)
4位 村田 賢一投手(明治大)
5位 澤柳 亮太郎投手(ロキテクノ富山)
6位 大山 凌投手(東日本国際大)
7位 藤田 悠太郎捕手(福岡大大濠)
<楽天>
1位 古謝 樹投手(桐蔭横浜大)★
2位 坂井 陽翔投手(滝川第二)
3位 日當 直喜投手(東海大菅生)
4位 ワォーターズ 璃海内野手(日本ウェルネス沖縄)
5位 松田 啄磨投手(大阪産業大)★
6位 中島 大輔外野手(青山学院大)
7位 大内 誠弥投手(日本ウェルネス宮城)
8位 青野 拓海内野手(氷見)
<西武>
1位 武内 夏暉投手(國學院大)★
2位 上田 大河投手(大阪商業大)
3位 杉山 遥希投手(横浜高)
4位 成田 晴風投手(弘前工)
5位 宮澤 太成投手(徳島インディゴソックス)★
6位 村田 怜音内野手(皇学館大)
7位 糸川 亮太投手(ENEOS)★
<日本ハム>
1位 細野 晴希投手(東洋大)
2位 進藤 勇也捕手(上武大)★
3位 宮崎 一樹外野手(山梨学院大)★
4位 明瀬 諒介内野手(鹿児島城西)
5位 星野 ひので外野手(前橋工)
ソフトバンクのルーキーではA組(1軍)スタートはいないが、ドラフト1位の前田だけには「英才教育」を施す。小久保監督が「この世界には平等はない」と、1位の前田だけは「特別育成プログラムができ上がっている」と明言し、特別に育成プランを立てて、育てていく方針を示している。前田本人も新人合同自主トレで順調な調整を続けており、大型ルーキーの育成プランのレールに乗ってキャンプを過ごすことになる。
楽天では1位の古謝と5位の松田の大学生投手2人が1軍スタートとなった。古謝はすでにブルペン投球で好調をアピール。松田もブルペン投球を本格化させ、キャンプでは10日過ぎのシート打撃での登板も予定されているという。
なお、新人合同自主トレ別メニューだった4位のワォーターズ 璃海は左膝の手術を受け、試合復帰までは6カ月から8カ月を要する見込みだ。
西武では1位武内、5位宮沢、7位糸川のキャンプA班(1軍)スタートが決まっている。中継ぎの即戦力として期待されているだけに、キャンプでのアピールが注目だ。
日本ハムでは、2位の進藤と3位の宮崎が1軍スタート。1位の細野は2軍スタートとなっている。
大学生を中心に即戦力として期待されているルーキーたちが、プロ1年目から1軍キャンプ入りを果たした。2軍スタートからの這い上がり組も含め、開幕1軍入りに向けたアピール合戦がスタートする。
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